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【関東総通】e−コムフォKANTO

令和5年2月28日
関東総合通信局

G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合関連イベント
「サイバーインシデント演習 in 関東」を群馬県高崎市にて開催

 総務省関東総合通信局(局長:新井 孝雄(あらい たかお))は、令和5年4月29日から30日まで開催される「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」の関連イベントとして、令和5年2月14日に「サイバーインシデント演習 in 関東」を群馬県高崎市で開催しました。
 近年、サイバー攻撃を受けた場合に備え、組織内で意識を持ち、体制を構築した上でセキュリティインシデント発生時の対応方法や手順などを共有しておくことが重要となっています。また、DXの取組等を進める上で、様々なセキュリティインシデントへの対応を求められる機会が飛躍的に増えています。
 本演習では、最近のサイバーセキュリティインシデントの発生状況や、被害拡大を最小限にとどめるための基本的事項を把握し、インシデント発生時の対応手順を擬似的に体験することにより、組織内の基本方針やルールなどを考えていただくことを目的として実施したものです。

1 開催挨拶

 開会挨拶として、関東総合通信局長 新井 孝雄から挨拶を行いました。

開会挨拶を行う新井局長
新井関東総合通信局長

2 講演(講師:株式会社川口設計 代表取締役 川口 洋(かわぐち ひろし)氏)

第1部:講演
「サイバー攻撃の情報及び対応策について−サイバー攻撃から事業を守るために考えるべきこと−」

 第1部では、講師である川口氏より、実際のインシデント発生事例やサイバーセキュリティの重要性とともに、事業を継続するためのサイバー攻撃による被害拡大を最小限にとどめるインシデント対応の流れについて、ご講演いただきました。

講演を行う川口 洋氏
川口 洋 氏

第2部:演習
「セキュリティ事件・事故発生時の効果的な対応について−フィッシングサイト経由での情報漏えい事案−」

 第2部では、4人のグループに分かれて、インシデント対応を疑似的に経験していただきました。
 今回は、フィッシング詐欺による情報漏えいが発生した場合についての演習を行いました。インシデント発生から対応の検討、対応に対する評価まで、11段階の状況ごとにディスカッションを行い、その内容についてグループごとに発表いただきました。

 演習の様子

 演習の様子

演習の様子

 本演習実施後に行ったアンケートでは、参加者全員から、本演習について「サイバーセキュリティ対策の参考となった」との回答がありました。また、具体的な感想として「グループディスカッションができ、主体的に学ぶことができたのでやりがいがある。」との声もいただきました。
 関東総合通信局及び関東サイバーセキュリティ連絡会では、本演習の参加者からの声も参考にしつつ、今後も管内の企業・自治体等におけるサイバーセキュリティ対策に関する人材育成等の取組を推進してまいります。

連絡先
総務省関東総合通信局
サイバーセキュリティ室
電話:03-6238-1670

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