【関東総通】e-コムフォKANTO
令和5年3月1日
関東総合通信局
2022年度「関東サイバーセキュリティセミナー」を開催
−近年求められるセキュリティ人財の重要性や社会的役割−
総務省関東総合通信局(局長:新井 孝雄(あらい たかお))は、サイバーセキュリティ月間関連行事として、令和5年2月24日に「2022年度関東サイバーセキュリティセミナー」を開催しました。
コロナ対応の長期化に伴い労働環境が大きく変化する中、インターネット環境に対してサイバー攻撃の脅威は深刻化しています。その脅威に対抗する手段としてサイバーセキュリティに係る人材の育成が重要かつ喫緊の課題となっています。
そこで、「近年求められるセキュリティ人財の重要性や社会的役割」をテーマに最先端の情報を紹介し、今後の課題や展望について、どのように対処していくべきかを考えていただくことを目的として「2022年度関東サイバーセキュリティセミナー」を開催いたしました。
なお、政府ではサイバーセキュリティに関する普及啓発強化のため、サイバーセキュリティ月間(2月1日から3月18日)を定めており、本セミナーは、その関連行事として開催したものです。
1 開会挨拶
開会挨拶として関東経済産業局 地域経済部長 五十嵐 悟 氏および一般社団法人テレコムサービス協会関東支部会長 石井 貞行 氏から挨拶を行いました。
2 講演
講演1:「実被害から読み解くレジリエンス(=回復対応力)獲得の鍵」
−サイバーセキュリティ対策とは つまり犯罪対策−
グローバルセキュリティエキスパート株式会社 CCO 武藤 耕也 氏
サイバー犯罪は既にありふれた犯罪の1つとなり、対岸の火事ではなくなってしまった状況下で、実際のインシデント発生事例を交えて、サイバーセキュリティの重要性とともに、企業がサイバーセキュリティの脅威に対抗しうる考え方について、ご講演いただきました。
グローバルセキュリティエキスパート株式会社
武藤 耕也 氏
講演2:「総務省のサイバーティ政策について」
総務省 サイバーセキュリティ統括官室 統括補佐 廣瀬 一朗
サイバー攻撃の現状や政府全体におけるサイバーセキュリティに関する取組、総務省におけるサイバーセキュリティに関する取組のポイント3つを講演いたしました。
講演3:「DX推進を支えるセキュリティ人材の確保・育成」
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンター
中小企業支援グループ グループリーダー 江島 将和 氏
サイバーセキュリティ対策は経営課題の一つであると認識し、サイバー攻撃から企業を守る観点で、経営者が認識する必要がある「3原則」、及び経営者が情報セキュリティ対策を実施する上での責任者となる担当幹部に指示すべき「重要10項目」についてご講演いただきました。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
江島 将和 氏
3 閉会挨拶
閉会挨拶として、関東総合通信局 情報通信部長 佐藤 美幸から挨拶を行いました。
関東総合通信局は、今後も管内の企業・自治体等におけるサイバーセキュリティ対策の重要性の普及・啓発や人材育成等の取組を推進してまいります。
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