【関東総通】e-コムフォKANTO
令和6年1月26日
関東総合通信局
「彩の国さいたまICTコンテスト2023表彰式」で関東総合通信局長賞を授与
総務省関東総合通信局(局長:高地 圭輔(たかち けいすけ))は、令和6年1月19日(金曜日)に埼玉県さいたま市で開催された「彩の国さいたまICTコンテスト2023表彰式」において、マイナンバーカードを活用した避難所の受付で扱う行政システム「esKeep−避難民管理システム−」の作品に対して「関東総合通信局長賞」を授与しました。
「彩の国さいたまICTコンテスト2023」は、公益社団法人埼玉県情報サービス産業協会が情報通信事業推進の啓発・普及活動の一環として、平成8年から開催しており、例年、児童・生徒から一般の方まで幅広い世代から応募がされています。
関東総合通信局では、本コンテストを平成20年から後援し、優秀な作品に関東総合通信局長賞を授与しています。
コンテストは、アイデア部門・プログラミング部門・ホームページ部門の3部門で募集が行われ、全体で182作品の応募があり、その中から25作品を対象に最終審査会が行われ、本表彰式において埼玉県知事賞をはじめとする24の賞を授与しました。
関東総合通信局長賞は、アイデア部門に応募された、AGS株式会社 松山 貴文(まつやま たかふみ)氏、岡田 安悠奈(おかだ あゆな)氏、川口 詩織(かわぐち しおり)氏、後藤 葵(ごとう あおい)氏、長谷川 征哉(はせがわ せいや)氏の作品「esKeep−避難民管理システム−」に決定し、関東総合通信局 情報通信連携推進課 課長 山中 絹代(やまなか きぬよ)から賞状を授与しました。
この作品は、昨今、毎年のように発生している台風・集中豪雨・地震・津波などによる自然災害が全国で甚大な被害を与えており、地域住民の方々が身の安全を確保するため避難するケースの増加や避難所生活の長期化が生じている中で避難所での生活をサポートするシステムの構築が求められているところ、避難所における問題点の分析とそれぞれの課題解決を実現するために、マイナンバーカード内の情報を基に「(1)避難を必要とする方の属性に合わせた適切な避難所を自動で振り分ける」、「(2)物資の効率的な分配を可能にする」という非常に効果的なシステムであることが高く評価されました。
関東総合通信局では、引き続き、地域におけるICTコンテスト等の支援を通じて、ICTに携わる若手人材の育成を図るとともに、ICTを活用した地域の課題解決や地域情報化の推進等に取り組んでまいります。
【参考】
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