【関東総通】e-コムフォKANTO
令和6年6月26日
関東総合通信局
「個人情報保護セミナー2024」を開催
総務省関東総合通信局(局長:高地 圭輔(たかち けいすけ))は、令和6年5月24日(金曜日)、一般財団法人日本データ通信協会(認定個人情報保護団体、理事長:祖父江 和夫(そぶえ かずお))と共催により、「個人情報保護セミナー」を開催しました。
【概要】
このセミナーは、個人情報保護法制の最新動向、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)公表の「情報セキュリティ10大脅威2024」解説・事例に基づく対策、電気通信個人情報保護推進センターに寄せられた苦情相談等を踏まえた注意喚起など、個人情報の取り扱いに関し、電気通信分野特有の守るべき事項等について理解促進を図ることを目的として開催しました。
電気通信関係の事業者を中心に会場には87名、オンラインでは全国から889名(関東管内から357名)の方々にご参加いただき、盛況裏に終了しました。
【開催内容】
- 開会挨拶
- 主催者として、関東総合通信局情報通信部電気通信事業課長 北山 悦子から挨拶を行いました。
- 講演1
- 個人情報保護法等改正の概要と実務への影響
- 明治大学 公共政策大学院 ガバナンス研究科教授 湯淺 墾道氏より、個人情報保護法及び電気通信事業法の改正内容や、通信の秘密に関する法令の規定について、実際に発生したインシデント事例を交えながら、ご講演いただきました。
- 講演2
- 「情報セキュリティ10大脅威2024」から考える 攻撃者を『先回り』する対策
- 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター 政策担当部長 兼 早期警戒グループ マネージャー、脅威アナリスト 佐々木 勇人氏より、同センターの役割及びインシデントへの対応状況や、IPAが公表する情報セキュリティ10大脅威のうち、近年毎年上位にランクインするランサムウェア攻撃等の最新傾向とサイバー攻撃による被害拡大を最小限にとどめるため事前にとるべき具体的な対策について、ご講演をいただきました。
- 講演3
- 苦情・相談対応概況と報道された漏えい等事故を踏まえた注意喚起
- 一般財団法人日本データ通信協会 電気通信個人情報保護推進センター次長 谷本 宏昭氏より、同センターの活動状況として寄せられた苦情・相談事案の概況や対応時のポイントについてご説明いただくとともに、実際に報道された漏えい等の事案を交え、その原因や対策について、ご講演いただきました。
湯淺 墾道 氏
佐々木 勇人 氏
谷本 宏昭 氏
関東総合通信局は、今後も電気通信事業分野における個人データ・個人情報等の取り扱いに関し理解を深めていただけるよう取組を推進してまいります。
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