【関東総通】e-コムフォKANTO
令和6年12月18日
関東総合通信局
海上保安庁と船舶「巡視船いず」への物資輸送訓練を実施
関東総合通信局(局長:高地 圭輔(たかち けいすけ))は、令和6年11月20日(水曜日)、神奈川県横浜市(横浜海上防災基地)において、海上保安庁協力のもと「巡視船いず」を使用し、電気通信事業者と合同で被災地への移送手段が海上移動のみ又は陸路移動が困難な場合を想定した貸与物資の荷積み、固縛、積卸しなどの海上輸送訓練を実施しました。
訓練当日、東京都千代田区の関東総合通信局で複数の資機材を車両に積み込み訓練会場となる横浜海上防災基地へ搬送しました。
船舶への資機材搬入ルートは、船央部及び船尾の2カ所あり、搬入場所は船内の大会議室でした。
雨天ということも相まって、資機材を持った状態で船舶に乗り込むのは想像以上に危険で、タラップや船内出入り口の通りづらさ、足下の段差や突起物に気づきにくくなるなど、体験して初めて知ることが多く、非常に有意義な訓練でした。
海上保安庁職員から、「タラップは重量制限があるため、資機材プラス人員2名程を意識すること」や「他機関の資機材と混同しないよう、機関名や寸法・重量をラベリングしておくとよい」など、参考となる助言を頂きました。
関東総合通信局では、災害が発生した、あるいは災害の発生が予測される地域の地方公共団体に対して、無償で移動通信機器等の貸し出しを行っております。
海上輸送は海上保安庁の協力がなければ成し得ず、今回のような訓練はもとより、日常からの‘つながり’の重要性・必要性を感じました。
巡視船いず
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船央部タラップ
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船中部ルート
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船尾ルート
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支柱に固縛
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資機材一式
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積卸し
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