【関東総通】e-コムフォKANTO

　関東総合通信局の出展ブースには、家族連れの一般見学者、防災関連業務に携わる自治体職員や情報通信に関わる一般企業の方々にお越しいただき、災害時に貸し出す移動通信機器や臨時災害放送局等の展示物に興味深く見入りながら、熱心に説明を受けられていました。

　説明を受けられた方からは、『総務省が災害時に自治体に対して通信機器を貸し出す体制を持っていることや過去に貸し出し要請受けて災害現場で使われていたことを初めて知った。』『公共ブロードバンド移動通信システムの使用用途、通信方法、使用している周波数を知りたい。』『総務省では移動通信機器や移動電源車を何台所有しているのか。』といった感想や質問も聞かれました。

　演習当日は終日大雨に見舞われ、会場内の至る所が水たまりや泥濘になるなど足元が悪い状況にもかかわらず、当局のブースへお立ち寄りいただいた方々に感謝申し上げます。

　利根川水系連合・総合水防演習は、昭和22年のカスリーン台風による未曽有の被害を教訓として昭和27年から開催されています。国土交通省及び関東地方の1都6県（埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県・東京都・神奈川県）並びに開催市町村の主催により、利根川水系の河川において水防及び救出・救護等に係る総合的な訓練が実施されており、今年で73回目となります。