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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成26年3月6日
関東総合通信局

羽村市において国際宇宙ステーションとの交信を支援

≪関東総合通信局は国際宇宙ステーション(ISS)若田宇宙飛行士と武蔵野小学校等の 児童及び生徒とのアマチュア無線交信確保のため障害排除支援を実施しました。≫
 関東総合通信局(局長 岡崎 俊一(おかざき しゅんいち)は、管内の電波環境正常化の一環として、不法・違法局が多数存在している国道16号線、青梅街道、産業道路等を中心に不法・違法無線局の是正指導及び排除を行いました。

背景事情

 地球を高度約400km、約90分で周回する国際宇宙ステーション。長期滞在クルーとして乗船している若田光一宇宙飛行士とアマチュア無線を使用して児童達が無線交信をするスクールコンタクト。秒速約7.7kmで通過する衛星との交信可能時間は僅か10分程度。はるか上空からのノイズに埋もれた微弱な電波をキャッチするためには、衛星を追尾するアンテナと周囲のクリアな電波環境が必須条件です。
 今回開催された羽村市立武蔵野小学校は、物流の主要幹線である国道16号線や採石を満載したダンプカーの通る青梅街道などに挟まれた立地であり、決してクリアな電波環境ではないことから以下の活動を行ってきたところです。


 

I 電波規正局による違反局への是正指導(平成26年2月〜3月)

 電波を使用して、違反行為を行っている無線局に対し、電波の使用区分違反の是正や法令に則った電波発射をするよう注意喚起を行いました。

 

II 警視庁福生警察署・日野警察署・田無警察署との共同取締り(平成26年2月5日)

 当該地域において運用している不法無線局に対して、共同取締りにより上記警察署へ告発しました。報道資料はこちら
 右の写真は、取り締りの様子
右の写真は、取り締りの様子

III 日本アマチュア無線連盟との合同運用(平成26年2月24日)

の写真は、規正局とガイダンス局との合同運用の様子
 雪の残る展望台において前記の電波規正局及び日本アマチュア無線連盟東京支部による無線ガイダンス局との合同運用を行い、羽村市はもとより隣接する福生・昭島地域へ電波による周知広報を行い法令に則った電波発射をするように指導しました。
 左の写真は、規正局とガイダンス局との合同運用の様子

 

IV スクールコンタクト当日、現地での即応体制(平成26年3月1日)

 衛星通過約10分前に国道を走行する車両が妨害になる電波発射をしたことから現地にて電波規正局による注意喚起を実施しました。
 また、特徴のあるポールの付いた車両で待機していたため、興味を示す方が多数おられたことから周知広報も併せて行いました。
 右の写真は、児童等に周知・広報している様子


 
右の写真は、児童等に周知・広報している様子

コンタクト成功

 児童が工作の時間に作った宇宙船や銀河を描いた絵画であふれかえる体育館に父兄や学校関係者、無線関係スタッフが固唾をのんで待機しています。
 定刻になり、国際宇宙ステーションを呼び出します。なかなか繋がらず呼び出しを繰り返す中、ノイズの中からかすかな音声が聞こえ始めました。コンタクト成功!会場からは拍手や歓声が沸き上がりました。
 22名の児童・生徒の質問を丁寧に回答する若田宇宙飛行士は、全員の質問に答えていました。フェードアウトする音声や子供達のキラキラした眼差しがとても印象に残りました。
 下の写真は、交信をした児童たちとスタッフとの集合写真

 
下の写真は、交信をした児童たちとスタッフとの集合写真

スクールコンタクトとは

 このイベントは米国NASAの教育活動の一環として子供達が国際宇宙ステーションの宇宙飛行士とアマチュア無線で交信を行うことを通して、宇宙開発・通信技術への興味を持たせる貴重な経験をしてもらうことを目的としています。
 このイベントは世界中から参加の応募があり、今回当該地域にて実施されることになったものです。


 

連絡先

総務省関東総合通信局
 電波監理部 監視第一課
 担当:脇田、齋藤
 電話:03-6238-1810

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