【関東総通】e-コムフォKANTO
平成26年3月18日
関東総合通信局
「電波の安全性に関する説明会」を東京都千代田区で開催
関東総合通信局は、3月7日(金曜日)、東京都千代田区において、「電波の安全性に関する説明会」を開催しました。
目的
本説明会は、私たちの身の回りにおいて様々な形で利用されている電波(電磁波)について、安全基準(電波防護指針)や健康への影響など、電波の安全性に関して正しい知識を身につけていただく目的で開催しており、今年度2回目の開催となります。
説明会の内容
説明会では、行政の立場から「電波の安全性に関する総務省の取り組み」と題して関東総合通信局 中村電波監理部長から説明を行った後、生体電磁気学、環境電磁学を専門分野として、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)委員や国際電波科学連合医用生体電磁気学分科会議長などを歴任し、日夜、研究に携わっている首都大学東京 多氣昌生(たき まさお)教授から「身の周りの電波とその安全性」と題して、電波の健康影響について考える背景や電波防護指針、電磁波のばく露による影響の可能性などについて、これまでの研究の状況などを踏まえた説明を受けました。
また、説明後には質疑応答が行われ、電磁波のばく露により健康被害を受けていると感じられている方からいくつか質疑を行いました。 参加いただいた方のアンケート結果を見ると、「聴講後は不安が減った」と回答した方が25%であったものの、「聴講前も聴講後も不安である」と回答した方が14%もおり、目に見えない電磁波の説明の難しさを感じさせました。 関東総合通信局では、電磁波に対して不安に感じていらっしゃる方々に正確な情報を伝えるべく、引き続き同様の説明会を開催する予定です。
今後の開催予定
次回の開催は、本年10月を予定しています。なお、開催案内は、8月頃当局ホームページに掲載する予定です。
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