【関東総通】e−コムフォKANTO

　総務省では、災害に強い街づくり、経済の活性化・雇用の創出等の地域が複合的に抱える諸課題の解決、国際社会への貢献、国際競争力の強化等を可能とする「ICTスマートタウン」の早期実現を図るため、センサーやクラウド等の最先端のICTを活用した新たな街づくりに関する実証プロジェクトを推進しています。また、ICTを活用した街づくりモデルの国内外への普及展開の推進等に必要な検討を行うため、平成25年1月より、「ICT街づくり推進会議」を開催し、同推進会議において、地域実証プロジェクトの実施状況を把握するとともに、地方自治体や地域産業界を含む地域実証プロジェクト関係者との意見交換を通じ、同関係者の声を今後のICTスマートタウン推進方策へ反映するため、「地域懇談会」を開催することとしています。

（挨拶する藤川総務大臣政務官）

　今回の懇談会は、群馬県前橋市を代表提案団体とする「ICTを活用した学びの場の創造と健康を支える環境づくり「前橋ICTしるくプロジェクト」」について、岡崎(おかざき)関東総合通信局長の司会のもと、まず、前橋市から事業の取組内容、成果、明らかとなった課題や今後の事業の進め方・方向性について説明があり、その後、ICT街づくり推進会議座長である岡(おか)住友商事株式会社相談役をはじめ、藤川(ふじかわ)総務大臣政務官、山本(やまもと)前橋市長、曽我(そが)前橋商工会議所会頭、佐藤(さとう)前橋工科大学理事長、五味(ごみ)NPO法人首都機能バックアップ推進協議会理事長、中井(なかい)九州大学特任准教授及びICT街づくり推進会議普及展開ワーキンググループ構成員の方々等と、活発な意見交換が行われました。

（取り組みについて報告する山本前橋市長（左））

　地域懇談会には、近藤(こんどう)前橋市議会総務委員長をはじめとする前橋市議会議員の方及び地域産業界の方々等、傍聴者を含めると市内外から約95名もの方が参加され、本プロジェクトが広く、深く理解をされました。