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平成28年3月3日
関東総合通信局
藤沢市で「第7回かながわNPO映像祭」を開催
関東総合通信局は、2月14日(日曜日)、関東ICT推進NPO連絡協議会、かながわボランタリー活動推進基金21情報交換会及びかながわ NPO 映像祭実行委員会と共催で、「第7回かながわNPO映像祭」を藤沢市の新堀ライブ館で開催しました。
当日の模様について、かながわ NPO 映像祭実行委員会より報告がありましたのでご紹介します。
平成28年2月14日(日曜日)13時より神奈川県藤沢市にある新堀ライブ館において、「第7回かながわNPO映像祭」が開催されました。
前日からの嵐で開催も一時危ぶまれましたが、「世代を超えて地域とともに歩む」をテーマに約100名の方々に参加を頂き、無事に開催することが出来ました。
【実施体制と目的】
この映像祭は、神奈川県の基金事業課が実施する「かながわボランタリー活動推進基金21」を受託した団体で構成する情報交換会のうち、特に有志で「かながわNPO映像祭実行委員会(現在8団体)」を作り開催して来ました。
県内で活動する団体などの活動を、映像を通じて人々に紹介し、このような活動に対する人々の関心と理解を呼び覚まし、併せて相互の交流を深めることを目的としています。
応募に際しては、団体が自ら制作を行う「一般部門」と高校生や大学生が団体に赴き一緒に制作する「団体・学生協働部門」の2つがあります。
【主催、共催、後援挨拶と審査員、協賛紹介】
大会は、地元の県立藤沢総合高校の2名の司会で行われました。まず実行委員会から皆川 康雄(NPO法人野生動物救護獣医師協会神奈川支部)が開会の辞を述べました。
続いて、今年度から共催に加わった総務省関東総合通信局より山口 浩部長の挨拶がありました。
さらに関東ICT推進NPO連絡協議会の幹事である長友 眞理子氏(NPO法人調布市民放送局副代表)の紹介もありました。
引き続き後援の神奈川県より西條 由人氏(かながわ県民活動サポートセンター副所長)の挨拶がありました。
その後、審査員5名(阿比留 久美氏:早稲田大学非常勤講師、川合 康央氏:文教大学情報学部准教授、小池 征人氏:ドキュメンタリー映画監督、手塚 明美氏:認定NPO法人藤沢市市民活動推進連絡会理事・事務局長、中岫 昭人氏:湘南市民メディアネットワーク事務局)の紹介、スポンサー6社(学校法人新堀学園、ASA藤沢中央、エリートスクリーンジャパン(株)、サイバーリンク(株)、公益財団法人川喜多記念映画文化財団、パナソニック(株))の紹介がされました。
【入選作品表彰式】
さてここからが入選作品の表彰式に入ります。今回は38作品の応募があり、その中から1月25日の第1次審査を経て選ばれた20作品を上映しました。
まず「一般・学生協働部門」15作品、引き続き「一般部門」5作品を上映し、表彰を行いました。 緊張の面持ちで登壇した団体の皆様や学生さんでしたが、実行委員による表彰後に行われた制作者インタビューでは、作品についてのそれぞれの熱い思いを語っていただき、少しリラックスした表情になっていました。
休憩をはさみ、実行委員会の幹事団体であるNPO法人湘南市民メディアネットワーク(SCMN)から「基金21」によって実施された引きこもりや不登校の児童生徒が作った映像とそのプログラムの紹介、今回3回目の応募で前回最優秀賞を受けたNPO法人Music of Mindから作品映像とその活用方法について紹介するコーナーがありました。
【最終審査発表!】
そしてついに最終審査の発表の時を迎えました。
優秀賞は、5作品です。手塚審査委員が発表しました。
- 「青いだけが海じゃない」 NPO法人ゆい
制作:横浜市立みなと総合高校、大師高校、藤沢総合高校合同チーム
- 「人生ゲームの攻略」 NPO法人ぜんしん
制作:藤沢総合高校
- 「ビラーンの医療と自立を支える会」 NPO法人ビラーンの医療と自立を支える会
制作:クラーク記念国際高等学校
- 「相模大野商店街プロモーションビデオ〜おおのジャズ」
制作:NPO法人ミニシティ・プラス
- 「公共のバスがないの、高齢者の買い物が大変なんです」
制作:NPO法人PC-ITV
5人の審査員がそれぞれ作品ごとに表彰し、講評をしました。個性的な審査員の趣向も垣間見られる話も飛び出しました。副賞としてサイバーリンク(株)の編集ソフトが贈られました。
続いて、阿比留審査員より準グランプリの発表がありました。
「Live Cafe Music of Mind 〜みんなだいすき〜」制作:NPO法人Music of Mind
地元藤沢市で活動しているこの団体は、昨年の最優秀賞に続いての受賞となりました。会場には、多くの関係者が詰めかけており、発表の際には一瞬大きな歓声もあがりました。
阿比留審査員からは、制作者側の伝えたい意図がはっきりと見て取れる点と継続した取組によりNPOが映像を活用して活動を広める好例を示している点が評価されたとの講評がありました。
準グランプリには、エリエートスクリーンジャパン(株)よりスクリーンが副賞として贈られました。
最後は、中岫審査員よりグランプリが発表されました。
見事グランプリに輝いたのは、
「点字で人と人をつなぐ」 点字サークル芽の字会 制作:専修大学 でした。
中岫審査員からは、学生によるナレーションの秀逸さ、当事者や支援者などが一体ととなって活動している様子がわかること、更にほとんど知られていない点字を作る具体的な道具がよく映像として提示されている点などが評価されたとの講評がされました。
グランプリには、パナソニック(株)よりビデオカメラが副賞として贈られました。
嵐で遅れる方などもありましたが、無事に終了することが出来ました。
来年度からは、神奈川県はもとより、関東地域にも応募を広める予定です。実行委員会をはじめもっと密に連携し、準備も怠りなく進めて行きたいと思います。
関係機関を含め、更なるご協力・ご支援をよろしくお願いします。
主催:かながわボランタリー活動推進基金21情報交換会 かながわNPO映像祭実行委員会(構成:8団体)
- 認定NPO法人アンガージュマン・よこすか
- 認定NPO法人かながわ福祉移動サービスネットワーク
- NPO法人野生動物救護獣医師協会神奈川支部
- NPO法人RDA横浜
- NPO法人子どもと生活文化協会
- NPO法人パラボラジャパン
- 認定NPO法人エンパワーメントかながわ
- NPO法人湘南市民メディアネットワーク
共催:総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会
後援:神奈川県
協賛:学校法人新堀学園、ASA藤沢中央、エリートスクリーンジャパン(株)、サイバーリンク(株)、
公益財団法人川喜多記念映画文化財団、パナソニック(株)
協力:産業能率大学、文教大学、NPO法人湘南市民メディアネットワーク
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