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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成28年4月12日
関東総合通信局

調布市で地域情報化のシンポジウムを開催

関東総合通信局は、3月27日(日曜日)、関東ICT推進NPO連絡協議会、調布市及び地域情報化推進協議会準備会と共催で、「調布アイデアソン・ハッカソンキックオフシンポジウム」を調布市文化会館たづくりで開催しました。
 当日の模様について、NPO法人調布市地域情報化コンソーシアムより報告がありましたのでご紹介します。

 平成28年3月27日(日曜日)に地域情報化推進事業「みんなで集まる、始まる、○○な調布《調布アイデアソン・ハッカソンキックオフシンポジウム》」が調布市文化会館たづくり大会議場にて開催されました。
 調布市が主催となり地域情報化推進協議会準備会、関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会が共催で行われました。

【概要】

 当イベントは、現在各地で行われている「アイデアソン・ハッカソン」のアイデアソンをテーマに調布市民の方々に、まず知ってもらい、その一部を体験してもらうというイベントです。
 第一部では、アイデアソンとは何かを知ってもらうためのプレゼンテーションを行い、第二部では「アイデアカメラ」という、イベントに参加されている方々を巻き込んで、実際に体を動かしてアイデアソンを体験してもらうという二部構成で行いました。
 2時間にわたり、約60名の方々に参加を頂いたキックオフイベントとなりました。

【開会挨拶】

 調布市総務部長の小杉氏の挨拶の後、国立大学法人電気通信大学特任教授の三木氏から、これからのICTについてお話しを頂き、NPO法人調布市地域情報化コンソーシアム代表の原子氏から開会に当たって一言頂きました。
国立大学法人電気通信大学特任教授の三木氏

【第一部 アイデアソン・ハッカソンとは? 《目的と得られる効果、成果》】

 第一部では、新潟市から2名、Code for Niigataから1名、Code for Japanから1名、富士通総研から1名のパネリストを招き、「アイデアソン・ハッカソンとは?」をテーマにプレゼンテーションを行いました。
 はじめに富士通総研の佐々木氏より「あしたのコミュニティラボ」などの実例を参考にお話しを頂きました。続いて新潟市の牧野氏よりオープンデータについて、同じく新潟市の川上氏からアイデアソン・ハッカソン導入時の新潟市内での取組みや参加団体・参加者の募集について、Code for Niigataの山田氏より運営での感想や工夫点・感動したポイントについてお話し頂きました。
 最後は、Code for Japanの関氏よりレクチャーとチャンスや話題などから実現に向けてのアドバイスについてプレゼンテーションを頂きました。
 また、株式会社グラドリッドからグラフィックレコーダー5名を招き、プレゼンテーション中に議論を活性化させるため手描きによる絵や図を使う記録を行いました。
第一パネリスト 左から川上氏、牧野氏、山田氏、佐々木氏

【第二部 アイデアソン体験「アイデアカメラ」】

 第二部は、実際にアイデアソンを体験してもらう「アイデアカメラ」を実施しました。
 「アイデアカメラ」とは、様々なシーンの写真を貼り出し、それを見て登場人物の心情や課題を想像し、その内容を付箋に書き出すことで、アイデアを出すためのインサイトを得ることを狙いとしています。
 今回は、調布市役所の協力を得て、調布市内の写真を約50枚用意し、その写真を見て思ったことや直感で得たことを参加者が手に持った付箋で次々に書いて貼り付けて回りました。
 約30分ほど行い、その後パネリスト5名が気になったものをピックアップ・コメントを付けてプレゼンテーションを行いました。
アイデアカメラの様子 アイデアカメラの1枚

【閉会挨拶】

 総務省関東総合通信局情報通信連携推進課長の山本氏から挨拶を頂き、続いて調布市情報管理課長の小池氏から本日開催に至るまでの話と実際に体験してみた感想を頂きました。
 最後にNPO法人調布市地域情報化コンソーシアム代表の原子氏より閉会の言葉を頂きました。
 開催に当たり、調布市並びに関東総合通信局・関東ICT推進NPO連絡協議会には多大なるお力添えを頂いたことへ御礼を申し上げ、盛況のうちに閉会しました。
主催:調布市
共催:地域情報化推進協議会準備会、関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会


連絡先
総務省 関東総合通信局
 情報通信部 情報通信連携推進課
 担当:山本、本郷 
 電話:03-6238-1680 

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