報道資料
令和元年6月26日
関東総合通信局
株式会社アール・エフ・ラジオ日本のFM補完中継局に予備免許
-管内全ての民間AMラジオ放送局がFM整備へ-
総務省は、株式会社アール・エフ・ラジオ日本〔代表取締役社長:宮林 聡(みやばやし さとし)〕から免許申請のあった、親局のAMラジオ放送を補完する主たるFM補完中継局(アール・エフ・ラジオ日本 横浜FM)に対して、本日付けで予備免許を付与しました。
本中継局は、AMラジオ放送における都市型難聴、地形的難聴の解消を目的として開設するものであり、これにより神奈川県域民間AMラジオ放送がFM放送により聴取可能となります。
予備免許した主たるFM補完中継局の概要は以下のとおりです。
申請者名 |
株式会社アール・エフ・ラジオ日本 |
無線設備の設置場所 |
送信所、演奏所:神奈川県横浜市 |
指定事項 |
電波の型式及び周波数 |
F8E 92.4MHz |
空中線電力 |
5kW 最大実効輻射電力41kW |
参考:FM補完中継局
FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において、災害対策等のために主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV−low帯域の一部(90〜95MHz)の超短波(FM)放送用の周波数を用いて、中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、平成26年にAM(中波)ラジオ放送の難聴(都市型難聴、外国波混信、地理的・地形的難聴)対策や災害対策を行うことを目的としたFM補完中継局の開設を可能とするための制度を創設し、その整備を推進してきました。
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