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報道資料

令和3年11月16日
関東総合通信局

課題解決型ローカル5G用無線局の免許を3者に付与

 総務省関東総合通信局(局長:小笠原 陽一(おがさわら よういち))は、総務省が行う令和3年度「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」で用いる無線局の免許申請者である京浜急行電鉄株式会社(取締役社長:原田 一之(はらだ かずゆき))、株式会社JTOWER(代表取締役社長:田中 敦史(たなか あつし))及び東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:井上 福造(いのうえ ふくぞう))に対し、本日免許を付与しました。
 免許を付与した免許人の名称、無線局の種別・局数、実証実施地域等は以下のとおりです(50音順)。

1

免許人の名称 京浜急行電鉄株式会社
利用する周波数 4.7GHz帯
免許の年月日 令和3年11月16日
無線局の種別・局数 基地局・3局、陸上移動局・12局(最大)
本無線局に係る実証の概要
  1. 鉄道駅の屋内ホーム・線路において、ローカル5Gと高精細映像のAI解析による車両検査の遠隔・自動監視システムを構築し、車両台車の遠隔監視の高度化・実装を図る
  2. 鉄道保守業務の人材不足解消や鉄道運行の安全性向上を実現
本無線局に係る実証実施地域 東京都大田区(羽田空港第1・第2ターミナル駅)
本無線局に係る実証の詳細 別紙1PDFのとおり

2

免許人の名称 株式会社JTOWER
利用する周波数 4.7GHz帯
免許の年月日 令和3年11月16日
無線局の種別・局数 実験試験局・16局
本無線局に係る実証の概要
  1. 大型複合施設における安全・安心なハイブリッド型イベントに向け、遠隔ロボット監視システム、混雑検知システムとサービス連携により、ロボットを活用した混雑アナウンスシステム及び遠隔同期演奏システムの実証を実施
  2. ポストコロナ時代における、来訪者・施設管理者・主催者・出展者にとって安全・安心なイベントの開催を実現
本無線局に係る実証実施地域 神奈川県横浜市(パシフィコ横浜)
本無線局に係る実証の詳細 別紙2PDFのとおり

3

免許人の名称 東日本電信電話株式会社
利用する周波数 4.7GHz帯
免許の年月日 令和3年11月16日
無線局の種別・局数 実験試験局・14局
本無線局に係る実証の概要
  1. 農場において、高精細4Kカメラを搭載した自立走行型ロボット及びAI画像解析によるイチゴの病害検知やイチゴの熟度別数量把握、その他ハウス内の密状況検知・顧客誘導の実証を実施
  2. ローカル5Gと最先端技術(ロボット、AI等)を活用した生産性の高い稼ぐ農業を実現
本無線局に係る実証実施地域 埼玉県深谷市(いちご畑花園)
茨城県つくば市(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)
本無線局に係る実証の詳細 別紙3PDFのとおり
  • ローカル5Gとは
    地域の企業や自治体等の様々な主体が、限定されたエリアでスポット的に柔軟に構築できる5Gシステム(超高速、超低遅延、多数同時接続)

【関係報道資料】


連絡先
[無線局について]
総務省関東総合通信局
無線通信部陸上第一課
電話:03-6238-1760
FAX:03-6238-1769
[開発実証について]
同 情報通信部情報通信振興課
電話:03-6238-1690
FAX:03-6238-1699

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