報道資料
平成26年1月8日
関東総合通信局
「ICT地域防災情報支援システム」の調布市フィールド試験を公開
≪全国初!情報団やまちかど情報ステーションの活用で災害情報を地域内で共有≫
総務省関東総合通信局(局長 岡崎 俊一(おかざき しゅんいち))と関東ICT推進NPO連絡協議会(代表幹事 伊藤 洋(いとう ひろし)(公立大学法人山梨県立大学 学長))は、調布市、調布市教育委員会、国立大学法人電気通信大学及びTM委員会との共催により被災地の情報空白を解消する「ICT地域防災情報支援システム」によるフィールド試験を公開します。
本フィールド試験は、平成24年度防災調査研究(主催:関東ICT推進NPO連絡協議会)の提言に基づき、標記システムが実環境の中で十分機能するか、また、住民が円滑に避難できるかどうかを検証するため、以下のとおり、実施します。
首都直下地震の発生初動期は、ローカル情報が流通せず同時多発火災や駅前集団転倒等二次災害に巻き込まれるリスクも高くなります。さらに、過去の教訓から行政が被災者に情報提供することは非常に困難です。しかし、混沌とした初動期こそ被災者は、一刻も早く身の安全を確保する必要があります。
そこで、災害対策本部の管理下、市民情報団が情報収集と仕分けを行い、その情報を被災者が「まちかど情報ステーション」においてネオポスターから入手することで、より安全に避難できる仕組みを公開するものです。
記
1 開催日時
- 平成26年2月1日(土曜日) 13時00分から15時30分
2 開催場所
- 主会場
- 調布市 総合防災安全課 会議室
(調布市小島町2-33-1 調布市文化会館たづくり西館3階)
- フィールド会場
- 布田駅南ふれあいの家 (調布市国領町5-10-31)
- 第一小学校 せせらぎの間 (調布市小島町1-8-1)
3 主催
- 総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会
4 共催
- 調布市、調布市教育委員会、国立大学法人電気通信大学、TM委員会(ネオポスター産学連携チーム)
5 協賛
6 協力
7 試験内容
8 取材
- 主会場及びフィールド会場でカメラ撮影による取材が可能です(要事前予約。下記連絡先まで)
9 一般参加
- 第一小学校にてネオポスター(情報収集)の体験が可能です(予約不要)
(参考1)TM委員会(Touched Marking Project)について
国立大学法人東北大学未来科学技術研究センター青木研究室(宮城県仙台市)、NPO法人湘南市民メディアネットワーク(神奈川県藤沢市)、株式会社デジコンキューブ(山形県山形市)による産学協働組織。
(参考2)ネオポスター(Neo Poster)について
TM委員会で開発したスマートフォンアプリ。QRコード等特別なコードを作成する必要がなく、既存のポスター・チラシ・名刺等をスマホで写真撮影するだけで関連情報を配信するシステム。高い検出精度に加え、撮影距離非依存、撮影時照度非依存という特徴を持つ。
ページトップへ戻る