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報道資料

平成27年11月4日
関東総合通信局

茨城消防救急無線・指令センター運営協議会のデジタル無線に免許

《指令系統を集約化し、県内最大の地域消防力強化を図る》
総務省関東総合通信局(局長:山田 俊之)は、茨城消防救急無線・指令センター運営協議会(会長:高橋 靖(水戸市長))から申請のあった消防救急デジタル無線用基地局30局等に本日付で免許を付与しました(別添1 基地局概要図PDF(PDF 338KB)参照)。
 同協議会は、消防救急無線のデジタル化に併せて、平成17年7月総務省消防庁通知「消防救急無線の広域化・共同化及び指令業務の共同運用の推進について」に基づき、広域化・共同化及び共同運用での整備を検討し実現に至ったもので、従来の市町村等単独から県内広域(一部地域を除く。)に渡り整備したものです(別添2 ネットワーク概要図PDF(PDF 231KB)参照)。

 消防救急無線は、消防救急活動の重要な情報伝達手段として、これまでアナログ通信方式により運用してきましたが、デジタル通信方式にすることで、データ伝送による確実かつ効率的な消防救急活動の支援、無線チャンネルの増加及び通信の秘匿性向上による搬送患者の個人情報等の保護等の導入効果が図られることになります。

 また、同協議会では、消防救急無線を共通システムとして整備することと併せて、県内20消防本部が参加する「いばらき消防指令センター」を共同整備し、共同運用することとしています。 そのため、各消防本部の情報が一元化できるようになることから、大規模・広域災害時においても、迅速で的確な対応が可能になります(別添3 消防救急無線状況PDF(PDF 531KB)参照)。

 習熟運用後、平成28年6月から「いばらき消防指令センター」が本格稼働する予定です。

茨城消防救急無線・指令センター運営協議会は、水戸市(城里町)、土浦市、石岡市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、笠間市、取手市、つくば市、常陸大宮市、那珂市、かすみがうら市、小美玉市、茨城町、大洗町、大子町、茨城西南広域(古河市、下妻市、常総市、坂東市、八千代町、五霞町、境町)、筑西広域(結城市、筑西市、桜川市)、常総広域(常総市、守谷市、つくばみらい市)、鹿行広域(潮来市、行方市、鉾田市)、鹿島地方(鹿嶋市、神栖市)の34市町・21消防本部をもって構成し、消防救急無線システム及び20消防本部が参加する「いばらき消防指令センター」を運営・管理することとしており、複雑多様化する消防需要に広域的に対応するために設置した協議会です。
※常総市は、常総広域(旧水海道市)と茨城西南広域(旧石下町)の両方に加盟
※つくば市は、「いばらき消防指令センター」には不参加
基地局概要図PDF(PDF 338KB)

連絡先
総務省 関東総合通信局
 無線通信部 陸上第二課
 担当: 岡田、斎藤
 電話:03-6238-1770
 FAX:03-6238-1769

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