報道資料
平成29年5月25日
関東総合通信局
上越新幹線の上毛高原〜越後湯沢間の4トンネル内での携帯電話の利用に向けて
≪電波遮へい対策事業費補助金の交付を決定≫
総務省は、公益社団法人移動通信基盤整備協会から申請のあった電波遮へい対策事業について、5月25日付けで下記のとおり補助金の交付を決定しました。
本事業は、鉄道トンネル等の人工的な構造物により電波が遮へいされ携帯電話等が利用できない場所において、移動通信用中継施設等を整備する費用の一部を補助するものです。
同協会では、今後、下記の交付決定したトンネルを含む上越新幹線の上毛高原駅から越後湯沢駅までの区間のトンネルにおいて、移動通信用中継施設等の整備を行うこととしており、工事完了後は東京駅から越後湯沢駅までの区間において携帯電話サービスの利用が可能になる予定です。
なお、工事完了後は、当局管内における各新幹線路線での携帯電話の利用が、すべて可能となる予定です。
【事業概要】
路線名(区間) |
対象トンネル |
サービス提供電気通信事業者 |
総事業費(千円) |
補助金額(千円) |
上越新幹線
(上毛高原〜越後湯沢) |
月夜野トンネル
第一湯原トンネル
第二湯原トンネル
大清水トンネル(南) |
株式会社NTTドコモ
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社 |
2,059,000 |
686,333 |
【参考】
上越新幹線(上毛高原〜越後湯沢間)においては、信越総合通信局管内の次のトンネルについても、同日付けで補助金の交付が決定しています。
・大清水トンネル(北)
【電波遮へい対策事業の概要】
鉄道トンネルや高速道路トンネルなど人工的な構造物により電波が遮へいされる場所において、一般社団法人等が携帯電話等の基地局施設等を整備する場合に、その設置費用の一部を補助するものです。
- 事業主体 : 一般社団法人等
- 対象地域 : 鉄道トンネル、道路トンネル、医療施設等
- 補助対象 : 移動通信用中継施設等(鉄塔、局舎、アンテナ、光ケーブル等)
- 補助率 : 鉄道トンネル及び医療施設の場合 1/3 、道路トンネルの場合 1/2
【電波遮へい対策(新幹線トンネル対策)のイメージ】
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