日本国内で使うことのできる市民ラジオの空中線電力は0.5 ワット以下であり、総務省の技術基準適合マークが貼り付けられています。 不法市民ラジオの多くは空中線電力が数ワットで、中には、電力増幅器を付加し、数千ワットの出力にした悪質な事例もあります。
【技術基準適合マーク(新マーク)】
【技術基準適合マーク(旧マークも有効)】
【不法市民ラジオ送受信機】
妨害事例
・電話の通話や有線音楽放送に雑音が入る。
・テレビの画面や音声が乱れる。
・電子機器(OA機器、医療機器等)が誤作動する。
・漁業用無線が使えなくなる。
パーソナル無線には、操作資格はいりませんが、無線局の免許が必要です。 不法パーソナル無線は、決められた周波数帯以外の周波数を使用できるように改造したり、電力増幅器を付加し、空中線電力を大きくしたもので、「チャンネル固定可能」、「スペシャル機能付き」等として販売されることもあります。 この様な改造機にも技適マークが貼付されていますが、何らかの改造をしたパーソナル無線機はすべて不法パーソナル無線となります。
妨害事例
アマチュア無線局を使うためには、無線従事者資格とアマチュア無線局の両方の免許が必要です。 不法アマチュア無線の中には、アマチュア無線用に決められた周波数帯以外の周波数を使用できるように改造して、他の無線通信に妨害を与える悪質な事例が多発しています。
妨害事例