報道資料
平成28年9月15日
近畿総合通信局
27MHz漁業用海岸局による非常通信訓練の実施
−明石海峡を挟んだ漁業用海岸局相互の非常通信訓練−
近畿総合通信局(局長:関 啓一郎(せき けいいちろう))は、兵庫県淡路市にある浅野浦(あさのうら)漁業協同組合及び育波浦(いくはうら)漁業協同組合と、同県明石市の林崎(はやしざき)漁業協同組合の協力を得て、淡路島及び明石市沿岸の27MHz漁業用海岸局相互を結ぶ非常通信訓練を行います。
この訓練の結果は、訓練実施地区やその他27MHz漁業用海岸局のある地域の防災計画等に反映されることが期待されます。
なお、当該訓練は、昨年8月に兵庫県豊岡市・香美町で行った漁業用海岸局と船舶局等を結んだ非常通信訓練(参考)に引き続き行われるものです。
【訓練の概要】
実施日時:平成28年9月29日 13時30分から
訓練の目的: 非常通信の送受信訓練と淡路島本土間の通信状況の確認
使用周波数:27524kHz(遭難・緊急・安全通信用周波数)
実施海岸局:下図のとおり
参考 平成27年8月実施非常通信訓練について
1 日時
・平成27年8月21日14時から15時まで
2 訓練参加団体等
・兵庫県漁業協同組合連合会 豊岡市防災課 香住漁業用海岸局(香住町)
但馬漁業協同組合(豊岡市)所属船舶局(漁船)2局
3 訓練内容
・但馬漁協津居山支所を通じて停泊中の第2大和丸から漁業無線を使用して香住
海岸局経由で豊岡市災害対策本部への救助要請連絡を実施。
なお、香住海岸局豊岡市防災課間は固定電話を使用
4 訓練結果
・訓練通信は滞りなく伝達され、豊岡市や漁業協同組合の防災計画等の検討材料となった。
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