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報道資料

平成29年3月2日
近畿総合通信局

「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例の発表

−近畿管内の2事例が奨励賞に決定−
 総務省は、「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例の募集を平成28年11月16日から12月15日まで行い、全体で104件の応募がありました。
 これらについて審査を実施した結果、近畿総合通信局管内からは、奈良県葛城市の「ママスクエア葛城店 〜テレワークを活用した母親雇用創出事業〜」及びTimeAge株式会社の「名勝仁和寺の文化財保護保全を目的とする無線LAN整備事業」の2事例が、奨励賞に決定しましたのでお知らせします。

1  「ICT地域活性化大賞2016」の概要
 総務省では、地方が抱える様々な課題(人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退、医師不足、災害
対応等)を解決するため、それぞれの地域において自律的な創意・工夫に基づくICT(情報通信技術)
を活用した様々な優れた取組を広く募集し、表彰を行うこととしています。

2 応募状況
 応募総数 104件(全国)

3 表彰事例
 「ICT地域活性化大賞2016」として、近畿総合通信局管内における事例からは、以下の2事例につい
て表彰が決定されました。

○奨励賞
 「ママスクエア葛城店 〜テレワークを活用した母親雇用創出事業〜」
 (奈良県葛城市) 

《 受賞内容 》
 葛城市は、全国と比較して結婚・出産を機に離職する女性の割合が高いが、就労を希望する女性も
多く存在している。そこで、育児を行う母親が大きな負担なく働ける環境として、キッズスペースとワー
キングスペースを併設したサテライトオフィス「ママスクエア葛城店」を開設し、市内在住の母親が子育
てしながら働ける環境を整備した。

○奨励賞
 「名勝仁和寺の文化財保護保全を目的とする無線LAN整備事業」
 (TimeAge株式会社(京都府京都市))

《 受賞内容 》
 京都にある世界遺産の仁和寺境内に無料の無線LAN(Wi-Fi)スポットを複数か所設置し、観光客が
各自のスマホ等でログイン認証した際、仁和寺の歴史や文化情報と同時に、広告・宣伝を表示する。
広告主からの広告収入を、文化財保護保全目的で仁和寺に寄付還元する。観光客の増加により広告
収入も増え、文化財保護費用の確保が可能となる。

4 表彰式
 表彰式は、平成29年3月7日(火)に東京都内で開催されるシンポジウム「地域ICTサミット2016」に
おいて実施される予定です。

 

関連報道資料
 ・「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例の発表(平成29年2月24日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000137.html
 ・シンポジウム「地域ICTサミット2016」の開催(平成29年2月17日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000136.html
 ・「ICT地域活性化大賞2016」表彰事例の募集(平成28年11月16日)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000126.html


連絡先
情報通信部 情報通信振興課
(担当:中野、山嵜)
電話:06-6942-8520
 

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