報道資料
平成29年5月16日
近畿総合通信局
和歌山県由良町で災害時における情報伝達の実証実験を実施
−応急復旧対応期のICTを活用した簡便な情報伝達手段を検証−
近畿総合通信局(局長:関 啓一郎(せき けいいちろう))は、和歌山県由良町と共同で、南海トラフ地震等で庁舎が被災した場合に、移設した現地災害対策本部と県対策本部間及び各防災拠点間等での情報伝達・収集を可能とするため、迅速かつ有効な通信環境の構築に向けた実験を実施します。
1 概要
本実証実験は、南海トラフ巨大地震等の発生で庁舎が被災した場合を想定し、移設した災害対策本部における応急復旧活動を継続する上で重要となる通信手段の確保を行うため、現地の施設を利用した通信環境の構築及び通信実験により、その有効性を検証するものです。
実証実験は、持ち運び可能で、停電時でも運用可能なトランクケース型通信装置「ICTユニット」(
資料1)を活用し、5つの情報伝達・収集活動(資料2)の想定に基づき検証を行うものです。
本実験で有効な結果が得られた場合は、管内自治体へ今後の防災整備の参考として提供を予定しています。
2 実施日時
平成29年6月4日(日曜日)13時から16時まで(小雨決行)
当日中止の場合は、6月11日(日曜日)に順延
3 実施場所
由良町立ゆらこども園(和歌山県由良町畑162-3)
4 実施者
近畿総合通信局、和歌山県由良町、NTT未来ねっと研究所
5 実施内容
資料2「実証実験の概要」のとおり
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