報道資料
令和元年7月24日
総務省近畿総合通信局
経済産業省近畿経済産業局
関西初開催、サイバーセキュリティ実践演習始まる!
−地域の工場や重要インフラを守るために−
近畿総合通信局、近畿経済産業局、一般財団法人関西情報センターでは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA) と連携し、制御システム及び重要インフラ企業を対象とした実践的演習を、東京以外の地域として、初めて関西で開催します。
近年、社会インフラや産業基盤に物理的なダメージを与えるサイバー攻撃のリスクが増大しています。既に海外では、サイバー攻撃により社会インフラや産業基盤の安全が脅かされる事案が発生していることから、重要インフラ分野及びそれらを担う制御システムの重要性は増々高まっており、地域においてもサイバー攻撃への防護を強化することは喫緊の課題となっています。
関西においても、こうした課題に対応するため、昨年10月に発足した「関西サイバーセキュリティ・ネットワーク」の事業の一環として、協力機関と連携し、座学や実践演習など、様々な形でサイバーセキュリティを学ぶ機会を拡大させていきます。
○本日受講者募集を開始するサイバーセキュリティ講座(実践演習)
1 制御システム向けサイバーセキュリティ演習
- 概要:模擬プロセス制御ネットワークを使用して、機器の不正な制御に使用されるサイバー攻撃や対応策による防御を体験し、制御システムのセキュリティについてより深く理解いただく実践的な内容です。 ITと制御システムのアーキテクチャ、セキュリティ脆弱性、および制御システムに固有の対策など、産業用制御システムのセキュリティを習得いただけます。
- 日程:2019年9月19日(木曜日)から9月20日(金曜日)
- 場所:大阪市内
- 主催:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
- 協力:関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局(近畿経済産業局、近畿総合通信局、一般財団法人関西情報センター)
- 定員:20名
- 参加費:18万円(税込)/1.5日間
- 対象者:制御システムのセキュリティに関わる実務担当者の方
- 申込み:https://www.ipa.go.jp/icscoe/program/short/icssec/index.html

2 業界別サイバーレジリエンス強化演習(CyberREX(サイバーレックス) )
- 目的:本演習では部門責任者層を対象として、業界別のシナリオによる実践的 演習の形式で、企業が直面するサイバーリスクへの対応について学ぶ機会 をご提供します。
- 日程:2019年9月27日(金曜日)から9月28日(土曜日)
- 場所:大阪市内
- 主催:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
- 協力:関西サイバーセキュリティ・ネットワーク事務局(近畿経済産業局、近畿総合通信局、一般財団法人関西情報センター)
- 定員:30名
- 参加費:8万円(税込)/2日間
- 対象業界:電力、鉄道などの「インフラ系」業界、ファクトリーオートメーションなどの 「産業系」業界
- 対象者:CISO相当の役割を担う方、IT部門・生産部門などの責任者・マネージャ ークラスの方
- 申込み:https://www.ipa.go.jp/icscoe/program/short/specific_industries/2019.html

○現在、受講者募集中の関西におけるサイバーセキュリティ講座(座学)
日時 |
件名 |
場所 |
7月29日 |
サイバーセキュリティソリューション
地域別講座(大阪)
|
大阪商工会議所
(大阪市中央区) |
7月30日 |
サイバーセキュリティソリューション
地域別講座(神戸)
|
神戸市産業振興センター
(神戸市中央区) |
8月28日
〜9月26日 |
第2回サイバーセキュリティ・リレー講座
(初級者向け)【全8回】
|
ツイン21MID タワー20階
(大阪市中央区) |
※【開催済】 7月22日サイバーセキュリティソリューション地域別講座 (京都)
※過去の当局報道発表(令和元年度6月19日)
「この夏、関西でサイバーセキュリティを学ぶチャンス!」
<<本日、受講者の一斉募集開始>>
ページトップへ戻る