報道資料
令和元年10月16日
近畿総合通信局
「防災情報通信セミナー2019」を開催
−近年頻発する水害から身を守るため情報通信に求められていることを考える−
近畿総合通信局(局長:佐々木 祐二(ささき ゆうじ))は、12月4日(水)に近畿地方非常通信協議会及び近畿情報通信協議会との共催により、「防災情報通信セミナー2019」を開催します。
近年頻発する集中豪雨や台風による河川氾濫により、今年も生命や財産を脅かす被害が発生しました。
本セミナーでは、被害を最小限に抑えるため、「確実に情報が伝わり確実に避難行動を起こしてもらうために情報通信分野に求められていることを考える」をテーマに、講演及び展示会を実施します。
1 開催日時及び会場
日時:令和元年12月4日(水)13時から17時30分まで
講演会:13時から16時45分まで/展示会:13時から17時30分まで
会場:KKRホテル大阪 3階 銀河(講演会)曙(展示会)
(大阪市中央区馬場町2−24)
2 主催
近畿総合通信局、近畿地方非常通信協議会、近畿情報通信協議会
3 プログラム
(1)講演会
【講演1】
演題:防災気象情報を活用して大雨による災害から身を守る
講師:大阪管区気象台 気象防災部 気象防災情報調整官 弘田 実 氏
概要:身のまわりにある災害の危険を事前に確認し、防災気象情報を活用して、早め早めに、避難など安全を図るために行動することが重要です。今年から開始された警戒レベル、大雨気象情報等の発表タイミングや大雨・洪水警報の危険度分布の利活用について説明します。
【講演2】
演題:SIP4Dを活用した災害情報共有の取り組み
講師:国立研究開発法人防災科学技術研究所 国家レジリエンス研究推進センター コーディネーター 花島 誠人 氏
概要:防災科研が戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の一環として開発し、実際の災害対応において活用されている基盤的防災情報流通プラットフォーム(SIP4D)の概要を解説するとともに、近年発生した自然災害における利活用事例を紹介します。
【講演3】
演題:災害情報の高度化は人々の避難行動を促進するのか?
講師:関西大学 社会安全学部 教授 元吉 忠寛 氏
概要:避難情報が出ても人々が避難しないことは繰り返し指摘されています。研究者は高度で精緻な情報を出すことによって、人々の避難行動を促進しようとしていますが、災害の発生を的確に予測し、適切なタイミングで情報を出すことに加えて、更なる工夫が必要と考えます。災害心理学から人々の避難について考察します。
(2)展示会
開催テーマを踏まえ、発災時に有効な最新の防災情報伝達システムや各種防災機器等を展示し、防災・減災対策の整備の参考となる情報を提供します。
※開催スケジュールは、
別紙チラシ
の裏面をご覧ください。
4 参加定員等
150名 (参加費無料。どなたでも参加いただけます。)
5 参加申込方法
セミナーへの参加を希望される方は、下記の要領により、電子メール又はファクシミリでお申込みください。定員150名に達した時点で締め切らせていただきます。
(1)電子メール
・申込先アドレス:d-seminar_atmark_soumu.go.jp
※スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。送信の際には、「@」に変更してください。
・宛先:「防災情報通信セミナー2019」近畿事務局
・件名:防災情報通信セミナー参加申込み
・内容:
別紙
の「参加申込書」に必要事項を記入して添付するか、本文に企業団体名、部署、氏名、連絡先電話番号を記載してください。
(2)ファクシミリ
・
別紙
の参加申込書に必要事項を記入して、下記FAX番号へ送信してください。送信票は不要です。
・ファクシミリ番号:06-6942-1849
※記載頂いた個人情報は、今回のセミナーへの参加に関する手続きのみに使用し、第三者に開示・提供・預託することは、ありません。
【近畿地方非常通信協議会】とは
近畿管内における非常時の通信の確保と円滑な運用を図ることを目的として、昭和37年に設立され、国の機関、府県、電気通信事業者、放送事業者など123団体(令和元年10月1日現在)で構成されています。
【近畿情報通信協議会】とは
情報通信の健全な普及発展とその利用による国民生活の向上に寄与するとともに、会員相互間の緊密な連絡と親睦を図ることを目的として、平成15年に発足し、電気通信事業者、放送事業者及び地方自治体など202団体(令和元年9月5日現在)で構成されています。
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