報道資料
令和2年4月1日
近畿総合通信局
日本航空株式会社及び株式会社ジェイエアに対し新たな制度の導入を認定
−航空機に搭載する無線局の無線設備等保守規程の認定制度−
近畿総合通信局(局長:佐々木 祐二(ささき ゆうじ))は、日本航空株式会社及び株式会社ジェイエアから提出された航空機局の無線設備等保守規程の認定申請について、本日付けで認定書を交付しました。
1 認定制度の概要
無線設備等保守規程の認定制度は、恒常的な無線局の基準適合性の維持を図るための取組を行っていくこと、また、報告により収集した点検その他保守に係るデータの分析・評価結果を免許人にフィードバックすることにより、継続的に安全信頼性を確保することを目的として、従来の定期検査制度に加えて、新たに制定された制度です。
免許人は、無線設備等保守規程を作成し、総務大臣の認定を受け、当該認定を受けた無線設備等保守規程に基づき、無線設備の点検その他保守を実施するとともに、実施結果を総務大臣に定期的に報告することにより、従来の無線局の定期検査と同等の安全・信頼性を確保するものです。
なお、無線設備等保守規程の認定制度は、航空機局及び航空機地球局(電気通信業務用を除く。)を対象とし、無線局毎に当該無線局の無線設備等保守規程を認定するものです。
2 認定を行った無線設備等
航空機 32機(定置場:大阪国際空港)
認定事業者 |
対象無線局種 |
局数 |
日本航空株式会社 |
航空機局 |
32局 |
株式会社ジェイエア |
航空機局 |
32局 |
※株式会社ジェイエアは大阪国際空港を拠点とする日本航空グループの航空会社であり、機体は日本航空株式会社との共同引受により運航されるため、上記認定事業者2社分の免許を保有している。
(参考)
【無線設備等保守規程の認定制度の概要】
〇無線設備等保守規程の認定制度のイメージ
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