<電波の日とは>
昭和25年(1950年)6月1日に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、それまで政府に限られていた電波の利用が広く国民に開放されました。これを記念して6月1日が「電波の日」に定められ、今年で73回目を迎えます。
<情報通信月間とは>
昭和60年(1985年)の情報通信の制度改革を契機に情報通信の普及・振興を図ることを目的として設けられました。毎年5月15日から6月15日までの期間中に各管内で情報通信に関する様々な行事を開催しており、今年で39回目を迎えます。
<近畿情報通信協議会とは>
平成15年(2003年)、情報通信の健全な普及発展と情報通信の利用による国民生活の向上に寄与するとともに、会員相互間の緊密な連絡と親睦を図ることを目的に設立されました。地方公共団体、電気通信事業者、放送事業者、有識者など192会員で構成されています。
<情報通信功績賞とは>
情報通信技術の研究開発、標準化等に従事している方で、その研究活動により情報通信の発展に対する貢献の可能性のある優れた研究成果を挙げた方または情報通信の普及、啓発において優れた成果をあげた方について、情報通信月間推進協議会会長表彰を実施しています。
<地域発デジタルコンテンツの奨励とは>
総務省では、全国の総合通信局及び沖縄総合通信事務所において、クリエイターの育成や作品発表の場の提供、地域からの情報発信等を目的に、デジタルコンテンツに関するコンテスト等の共催・後援を行っています。
その中でも、特にすばらしい作品を制作し、今後の創作活動が期待される方々について、総務大臣奨励賞を授与しています。
団体
斑鳩町 様
(代表:町長 中西 和夫 様)
安全安心な街作りを目指しデジタル同報無線システムによる防災行政無線の整備に尽力し災害時等における地域住民や貴町を訪れる観光客の情報伝達手段の確保の実現に多大な貢献をされました。
一般社団法人日本アマチュア無線連盟 和歌山県支部 様
(代表:支部長 池上 和彦 様)
南海トラフ地震に備えアマチュア無線による通信訓練を毎月実施するとともに新たな非常通信ルートの策定に積極的に協力するなど大規模災害時における情報伝達手段の確保の実現のため多大な貢献をされました。
夢洲コンテナターミナル株式会社 様
(代表:代表取締役社長 溝江 輝美 様)
港湾エリアにローカル5G環境を構築し港湾業務効率化や生産性向上を通じたスマート港湾の構築に取り組むとともに海上エリアでの活用を検討するなどローカル5Gの利活用の実現に向け多大な貢献をされました。
個人
原田 智 様
(公益財団法人京都産業21 DX推進監兼CISO)
地域情報化アドバイザーとして地方公共団体の行政システムの標準化やサイバーセキュリティ施策の普及啓発に尽力され管内の地方公共団体のDX推進に多大な貢献をされました。
団体
株式会社国際電気通信基礎技術研究所 様
(代表:代表取締役社長 浅見 徹 様)
SCOPEを活用し先端的無線技術の創出や無線技術の新たな適応領域の開拓に関する研究開発を進めBeyond5Gの開発に携わる無線技術者の育成に寄与するとともにICTスタートアップの国際交流に取り組むなど情報通信の発展に多大な貢献をされました。
十津川村 様
(代表:村長 小山手 修造 様)
大規模災害時に必要不可欠な情報伝達手段の確保の実現のため当局と協同で実施した防災訓練において通信機器の搬送方法の確認や地域住民に操作実習を行うなど村民の防災意識の高揚と地域防災力の向上に多大な貢献をされました。
阪神電気鉄道株式会社 様
(代表:代表取締役・社長 久須 勇介 様)
安心安全で効率的な鉄道事業の運営と地域課題解決のため情報通信技術を用いた開発実証事業を積極的に実施するなど管内のローカル5G普及推進に多大な貢献をされました。
兵庫県 様
(代表:知事 齋藤 元彦 様)
ローカル5Gの免許を管内の地方公共団体で初めて取得したほか先駆的な取組として「5Gアンテナ基地局等設置ワンストップ窓口」を県庁内に開設するなどデジタル基盤の整備推進に多大な貢献をされました。
個人
内山 将夫 様
(国立研究開発法人情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所 先進的音声翻訳研究開発推進センター 先進的翻訳技術研究室 室長)
広く利用されている文アライメント技術を世界で初めて開発し大規模な対訳コーパスを公開するとともに機械翻訳の同時通訳技術の研究開発を主導するなどコーパスベース機械翻訳技術の研究開発において長年にわたり多大な貢献をされました。
並川 巌 様
(関西テレビ放送株式会社 技術推進本部 DX推進局 放送推進センター シニア職マネジャー)
地上放送の高度化や周波数の有効利用を実現するにあたり現行周波数を利用した2K放送と4K放送の同時伝送手法である3階層セグメント分割伝送方式を主導的に提案して開発するなど地上波高度化技術の検討に多大な貢献をされました。
能美 俊一 様
(株式会社サンテレビジョン 常務取締役技術局長 (管理・技術担当))
大規模災害時においても地域に情報提供できる放送設備を構築して新たな異業種協業モデルを確立されるとともに放送技術に携わる知見を活かして課題解決に向けた多くの事例を公開し放送技術者の育成に尽力するなど放送技術の継承に多大な貢献をされました。
情報通信功績賞 個人
三瓶 政一 様
(大阪大学 名誉教授)
オープンな規格を用いたマルチベンダー基地局の相互運用性向上のための技術的検討に係る調査検討会の主査を務め、適切な相互接続性検証が実施されるよう指導に尽力し、世界初の複数通信事業者が参画するOpen RANの試験・認証拠点であるJapan OTICの設立に多大な貢献をされました。
同志社大学プロジェクト科目「クリエイティブな映像制作でインターネットの安心安全を守る!」 様
作品名:【漫画風】国際ロマンス詐欺