九州総合通信局[局長:児玉 俊介(こだま しゅんすけ)]は、東日本大震災の際に通信設備や放送設備の電力供給が途絶し、情報伝達に支障が生じた教訓から、災害対策用移動電源車1台を配備し、4月から貸出しを開始しました。
この移動電源車は、災害の発生により電力供給が途絶又はそのおそれが生じた場合、防災行政無線を運用する地方公共団体や携帯電話事業者、放送事業者へ貸出し、電源の応急確保を行うことにより、情報伝達手段の維持を図るものです。
さらに、大規模災害発生時には、全国の総合通信局に配備された移動電源車についても、相互に貸出しが出来る体制を整えています。
また、総務省では、移動通信機器(簡易無線機、MCA用無線機、衛星携帯電話)を備蓄することにより、災害時や災害復旧時の通信手段として地方公共団体等に貸出しを行って、迅速に支援できる体制を構築しています。
【別紙1】災害対策用移動電源車の概要
【別紙2】災害対策用移動通信機器の貸出し運用イメージ