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報道資料

平成24年6月28日
九州総合通信局

「ホワイトスペース活用によるUHF帯広帯域無線伝送システムのための周波数共用条件等に関する調査検討会」の開催

 九州総合通信局[局長:児玉 俊介(こだま しゅんすけ)]は、平成24年度において 「ホワイトスペース活用によるUHF帯広帯域無線伝送システムのための周波数共用条件等に関する調査検討会」を開催します。

1 背景・目的

 九州総合通信局では、平成23年度に「ホワイトスペース(※1)活用によるUHF帯広帯域無線伝送システム」(以下、「WS−UHF無線アクセスシステム」と称する。)に関する調査検討会を開催し、技術的検討や試作機による実証試験等を実施しました。
 その結果、従来の無線LAN等では、地形や建物によって電波が遮られて通信が難しかった場所でも、WS−UHF無線アクセスシステムを使用すれば通信が可能となる場合があり、通信エリアが大きく広がるなど、その有効性を実証することができました。
 今年度の調査検討会では、WS−UHF無線アクセスシステムの実用化を目指して、既存システムである地上デジタル放送との周波数共用条件(※2)について、 具体的な実証試験等を実施し、必要な技術基準の策定等に資することを目的として開催します。

※1:
「ホワイトスペース」とは、放送用などある目的のために割当てられているが、地理的条件や技術的条件によって他の目的にも利用可能な周波数をいう。
本調査検討では、具体的には地上デジタル放送の空きチャンネルを使用する。
※2:
「周波数共用条件」とは、お互いに混信を起こさないための技術的条件をいう。

2 調査検討会構成員

3 調査検討会概要

4 スケジュール等

 平成24年度第1回調査検討会は、平成24年7月5日(木)14時00分から九州総合通信局(熊本市西区春日2丁目10番1号)にて開催し、 平成25年3月を目途に報告書を取りまとめることとしています。


連絡先
無線通信部企画調整課 096-326-7890

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