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報道資料

平成27年9月2日
九州総合通信局

福岡県、熊本県及び宮崎県内における災害対策
及び中波ラジオ難聴地域の一部解消に向けて

−中波ラジオ放送のFM方式による補完中継局に予備免許を付与−

 九州総合通信局〔局長:丹代 武(たんだい たけし)〕は、本日、中波放送を行う地上基幹放送事業者4社から免許申請のあったFM補完中継局10局に対して予備免許を付与しました。

 本中継局は、中波ラジオの難聴地域の解消または災害対策を図ることを目的として設置されるもので、10局中9局については総務省所管の民放ラジオ難聴解消支援事業を活用しています。

【予備免許の概要】

申請者
代表者
RKB毎日放送(株) 九州朝日放送(株) (株)熊本放送 (株)宮崎放送
代表取締役社長
井上 良次
(いのうえ りょうじ)
代表取締役社長
武内 健二
(たけうち けんじ)
代表取締役社長
秋岡 廣宣
(あきおか ひろのぶ)
代表取締役社長
津隈 佳三
(つぐま けいぞう)
放送
対象地域
福岡県 福岡県 熊本県 宮崎県
予備免許
対象局
FM補完中継局4局
  • RKB福岡FM
  • RKB北九州FM
  • RKB行橋FM
  • RKB糸島FM
FM補完中継局4局
  • KBC福岡FM
  • KBC北九州FM
  • KBC行橋FM
  • KBC糸島FM
FM補完中継局1局
  • RKK熊本FM
FM補完中継局1局
  • MRT宮崎FM
総務省支援事業の有無 総務省所管民放ラジオ難聴解消支援事業 総務省所管民放ラジオ難聴解消支援事業 総務省所管民放ラジオ難聴解消支援事業
中継局の
概要
別紙1PDF 別紙2PDF 別紙3PDF 別紙4PDF

【FM補完中継局】

 FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策、都市雑音による都市型難聴、地形的難聴等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。

 総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。

 FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。

 :外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。

【民放ラジオ難聴解消支援事業】

 総務省では、国民生活に密着した情報や災害時における生命・財産の確保に必要な情報の提供を確保するため、ラジオの難聴解消のための中継局整備費用の一部を補助しています。

<関連報道資料>


連絡先
放送部放送課 096-326-7871

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