報道資料
平成28年11月10日
九州総合通信局
宮崎県内における災害対策に向けて
−NHKの中波ラジオ放送のFM方式による補完中継局に、予備免許を付与−
九州総合通信局〔局長:宮本 正(みやもと ただし)〕は、本日、日本放送協会〔会長:籾井 勝人(もみい かつと)〕から免許申請のあった延岡FM補完中継局に対して予備免許を付与しました。
本中継局は、延岡市出北にあるNHKラジオ第一放送の延岡中継局に係る南海トラフ地震による災害対策を図ることを目的として設置されるものです。
【予備免許の概要】
申請者
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日本放送協会
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放送対象地域
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宮崎県
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予備免許対象局
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FM補完中継局
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放送局名
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NHK延岡補完R1
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放送区域及び
放送区域内世帯数
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延岡市、日向市及び門川町の各一部とその周辺地域
放送区域内の世帯数53,682世帯(申請による)
※ 放送エリアは別図1のとおり
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設置場所
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延岡市 (愛宕山)
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指 定
事 項
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電波の型式、周波数 F3E 93.0MHz
空中線電力 100W
最大実効輻射電力 240W
運用許容時間 常時
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本放送開始予定日
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平成29年度
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【FM補完中継局とは】
FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策、都市雑音による都市型難聴、地形的難聴等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備を行ってきました。
FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、外国波混信対策(注)又は地理的・地形的難聴対策)を目的とするものの開設が認められています。
注:外国波混信対策を目的とするFM補完中継局については、従来から開設が可能。
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