報道資料
令和2年7月17日
九州総合通信局
九州新幹線西九州ルートのトンネルでの携帯電話利用に向けて
ー電波遮へい対策事業の補助金交付を決定ー
総務省は、本日、公益社団法人移動通信基盤整備協会から申請のあった「電波遮へい対策事業（※）」に対して、補助金の交付を決定しました。
交付対象は、現在、開業準備が進められている九州新幹線西九州ルートの新大村駅（仮称）から長崎駅までの間の15トンネルに移動通信用中継施設を整備する事業です。
本事業は、同ルート開業までの対策完了を目指しており、完了後は当該トンネル内で携帯電話サービスの利用が可能となります。
※「電波遮へい対策事業」の概要は
【参考】
のとおりです。
1 事業主体（申請者）
2 交付年月日
3 携帯電話サービス提供事業者
株式会社NTTドコモ、KDDI株式会社、ソフトバンク株式会社
4 交付対象となった事業（区間）の概要
| 路線 |
区間 |
トンネル名 |
総事業費
（千円） |
補助金交付額
（千円） |
九
州
新
幹
線
西
九
州
ル
｜
ト |
新大村駅
（仮称）
〜
長崎駅 |
木場トンネル、第1岩松トンネル、
第2岩松トンネル、第3岩松トンネル、
鈴田トンネル、第1本明トンネル、
第2本明トンネル |
523,200 |
174,400 |
諫早トンネル、第1平山トンネル、
第2平山トンネル、高岳トンネル、
久山トンネル、
経ヶ岳トンネル（北）（注） |
531,900 |
177,300 |
経ヶ岳トンネル（南）（注）、
平間トンネル、新長崎トンネル |
573,300 |
191,100 |
（注）経ヶ岳トンネルについては、北側と南側に事業を分けて対策を実施する。
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