報道資料
令和5年2月10日
九州総合通信局
鹿児島県霧島市で「FMきりしま」の受信状況を改善
−受信障害対策中継放送を行う基幹放送局に免許−
九州総合通信局は、霧島市から申請のあった受信障害対策中継放送を行う基幹放送局(注1)(対策中継局)に対して、本日、免許を付与しました。
本対策中継局は、霧島市の横川地区におけるコミュニティ放送(株式会社FMきりしま(注2))の難聴を解消(地理的・地形的難聴対策)するために同市が開設するものです。
本件は同市がFMきりしまの放送波を受信し、当該地区へ再放送することにより、これまで受信が困難だった横川地区の受信状況の改善(対象世帯数:678世帯)を図るもので、万一の災害発生時にも情報伝達手段が確保され、同地区の安心安全の向上等に寄与するものです。
なお、本対策中継局は霧島市が当省の令和4年度民放ラジオ難聴解消支援事業(無線システム普及支援事業費等補助金)【
別紙1
】を活用し整備したものです。
【免許の概要】
放送局の名称等 |
霧島市横川SFM(注3)
|
送信所設置場所 |
鹿児島県霧島市横川町 |
周波数 |
76.9MHz |
空中線電力 |
250mW |
放送区域内世帯数 |
678世帯 |
放送区域
(エリアの目安) |
【別紙2 】のとおり |
放送開始予定日 |
令和5年2月20日 |
注1 受信障害対策中継放送を行う基幹放送局は、地理的条件等により受信障害が発生している地域において、放送事業者以外の者が、当該受信の障害を解消する目的で開設できるもの。
注2 鹿児島県霧島市の一部をエリアとするコミュニティ放送(FMきりしま)を運営する事業者。
注3 SFMとは、超短波放送(受信障害対策中継放送)のこと。
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