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報道資料

令和6年9月24日
九州総合通信局

「九州ICTセミナー2024」を開催
−DXがもたらすサステナブルな社会−

 九州総合通信局は、九州のDXを推進しデジタル技術を活用した豊かな地方の創生を実現するため、一般社団法人九州テレコム振興センター(KIAI)との共催で「九州ICTセミナー2024」を開催します。
 本セミナーでは「DXがもたらすサステナブルな社会」をメインテーマにして、「AI、IoT及びDXによる地域課題の解決方策」、「セキュリティの最先端である量子暗号通信の最新動向」及び「光と電波の融合技術の研究開発」についてご紹介します。

1 日時

  • 令和6年10月28日(月) 13時30分から16時30分まで

2 開催方法等

  • ハイブリッド形式(会場及びYouTube Liveによるオンライン配信)
  • 会場:JR博多シティ会議室 10階大会議室(福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 JR博多シティ10階)
  • オンライン配信担当者:一般社団法人九州テレコム振興センター(KIAI)

3 内容

(1)研究・教育機関講話(50分)
 「サステナブルな地域社会のDXとは?」
 講師:青森大学 ソフトウェア情報学部 教授 下條 真司 氏
【講演要旨】
 DXによる公共サービス等の維持・強化と地域経済の活性化や社会変革の実現に向けた取組など、サステナブルな観点から都市OSやDX/スマートシティの諸課題に関しての基調講演。
 
(2)研究事例紹介(50分)
 「我が国における安心・安全をもたらす量子暗号技術の開発動向」
 講師:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)量子ICT協創センター 研究センター長 藤原 幹生 氏
【講演要旨】
 光子を使って暗号鍵共有を行う量子鍵配送装置と情報の暗号化・復号を行う量子暗号技術は、量子コンピュータを含むあらゆる計算機で原理的に解読できない極めて安全な通信を実現するものであり、安全保障分野などにおいて不可欠な重要情報の高秘匿通信を可能とする技術の実用化をはじめとして量子暗号通信の最新動向について講演。

(3)民間企業事例紹介(50分)
 「AI時代を見据えたIOWNの取組み」
 講師:日本電信電話株式会社 研究開発マーケティング本部 研究企画部門IOWN推進室 担当部長 古賀 一也 氏
【講演要旨】
 AI時代の到来で世の中が益々便利になる一方で、大規模AIによる電力消費の急騰は大きな社会問題となり、抜本的な電力削減の仕組みが求められている。この課題を解決するのが“IOWN”であり、NTTの光の技術が、データセンタの地方分散や、コンピューティングリソース効率の抜本的向上を行うことで、AIのさらなる発展とカーボンニュートラル実現の両立を果たすための取組を紹介。

4 主催者等(順不同)

(1)共催:総務省九州総合通信局、一般社団法人九州テレコム振興センター(KIAI)
(2)後援:一般社団法人九州経済連合会、一般社団法人電子情報通信学会九州支部、九州商工会議所連合会
      公益財団法人北九州産業学術推進機構(FAIS)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
(3)協賛:九州電波協力会

5 定員

  • 会場:120名
  • YouTube:定員なし

6 参加費

  • 無料

7 申込方法

  • こちらのホームページ別ウィンドウで開きますから10月21日(月)17時までにお申し込みください。
  • 取得した個人情報については、当局セミナーの開催関係事務にのみ使用し、その他の目的では使用いたしません。

8 その他


連絡先
情報通信部情報通信連携推進課 096-326-7314

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