デジタル同報無線の基本構成は、現行のアナログシステムと同様であり、役場内に設置される親局設備や中継局設備、避難場所ほかに
設置される屋外拡声子局及び戸別受信機により構成。
(1)携帯電話のような通信が可能。
(従来のプレストーク方式から複信方式)
(2)マルチメディア通信が可能。
(従来の音声通信中心から、データ及び静止画等のマルチメディア通信)
(3)隣接市町村との相互応援のための通信システム構築が容易なシステム。
(隣接市町村への基地局とのローミング、全国共通の移動局間通信周波数)
(4)基地局エリア外で移動局間の複信通信が可能。
(移動局間の専用の周波数の手当)
(5)デジタル方式であるため、干渉に強く、秘話性がある。
(デジタル通信方式の一般的特長)
(6)周波数の伝搬特性から通信エリアが拡大。
(800MHzから260MHzへ)
(7)周波数の有効利用が促進。
(デジタル・ナロー通信方式とMCA方式を採用)
市町村防災無線の整備状況(統計資料)(総務省 電波利用ホームページへリンク)