これまで、アマチュア無線局用周波数の使用区別違反や呼出符号の不送出などの不適切なアマチュア無線局の運用に対しては、当局が運用する規正用無線局(注1)とJARLが運用するガイダンス局(注2)により別々に指導等をおこなってきましたが、ガイダンス局の案内に従わず違反状態が改善されないケースがありました。
今回、JARLのガイダンス局の運用効果を高めるため、不適切なアマチュア無線局の運用に対して、まずガイダンス局から電波のルールの遵守を求めるメッセージを送出し、違反状況が改善されない場合に当局の規正用無線局から指導を行うという形で、初めて当局とJARLの連携運用を行いました(今回は、JARLガイダンス局から34回のメッセージ送出しましたが、当局規正用無線局から指導を必要とする事例はありませんでした)。
四国総合通信局は、今後も適切な電波利用環境を確保するため、不適切なアマチュア無線局の運用に対し、JARLと連携した指導を実施していきます。