FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
総務省では、「放送ネットワークの強靱化に関する検討会」の提言(平成25年7月公表)を踏まえ、ラジオにより平時の生活情報や災害発生時の被災情報、避難情報といった国民に必要な情報が適切に提供されるようFM補完中継局に関する制度整備をおこなってきました。
FM補完中継局は、主に地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV-Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用することとし、従来より開設可能であった外国波混信対策を目的とするものに加え、平成26年5月7日より、災害対策又は都市型難聴対策及び地理的・地形的難聴対策を目的とするものの開設が認められることになりました。
本制度改正を受け、南海放送株式会社より、災害対策用FM補完局の免許申請があり、これに対し予備免許を行うものです。
【別紙1】基幹放送局の概要(RNB松山FM)
【別紙2】RNB松山FM放送区域概略図
申請者 | 南海放送株式会社 | |
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放送区域 及び 放送区域内 世帯数 |
愛媛県松山市、今治市、大洲市、伊予市、東温市、上浮穴郡久万高原町、伊予郡松前町、砥部町の各一部 268,353世帯(申請による) ※放送エリアは別紙2のとおり |
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送信所 設置場所 |
愛媛県伊予市 | |
指定 事項 |
工事落成の期限 | 予備免許の日から3月目の日 |
電波の型式、 周波数 |
F8E 91.7MHz | |
空中線電力 | 1kW 最大実効輻射電力 1.35kW | |
運用許容時間 | 常時 | |
本放送開始 予定日 |
平成26年12月1日 (注:本放送開始予定日は、変更になる場合があります。) |