報道資料
平成29年6月6日
四国総合通信局
全国に先駆けて設立準備会合を開催
「愛媛県内の医療機関における電波利用推進協議会(仮称)」
四国総合通信局(局長:佐藤 裁也(さとう たつや))は、6月14日(水)、松山市において「愛媛県内の医療機関における電波利用推進協議会(仮称)」の設立に向けた準備会合を開催します。本会合は報道関係者に公開します。
1 背景・目的
近年、医療機関では、医用テレメータ、無線LANや携帯電話などの電波を利用する機器(電波利用機器)の活用が進んでいます。
また、患者やお見舞いなどで病院を利用する方々も院内で携帯電話や無線LAN、タブレット端末を利用したいというニーズが高まっています。
その際、適切な電波の管理を行っていくことにより、機器相互の混信や電波が届かないといった事象を阻止し、電波利用機器にトラブルが発生することを防ぐことができます。
現状、当管内においてはトラブル発生の事案が報告されているわけではありませんが、電波利用機器の一層の普及を促進するためにも、まずは当局所在地の愛媛県において、有識者、医療関係者、医療機器ベンダ、通信事業者等を構成員とした協議会の設立を図ります。
当協議会において、医療機関における安心・安全な電波利用のための情報(注)の周知や人材育成等の継続的な取組に向けた会合を開くことといたします。
なお、本件は全国に先駆けて設立準備会合を開催するものです。
(注)「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」等
2 開催日時
3 開催場所
愛媛県医師会館 4階 第1会議室
(松山市三番町4丁目5-3)
4 議事等
(1)「愛媛県内の医療機関における電波利用推進協議会(仮称)」の設立について
ア 主催者挨拶 四国総合通信局長
佐藤 裁也(さとう たつや)
イ 来賓挨拶 総務省総合通信基盤局電波部長
渡辺 克也(わたなべ かつや)
ウ 構成員(予定)代表挨拶 愛媛県医師会長
久野 梧郎(ひさの ごろう)氏
エ 協議会会則案等について
(2)勉強会
【講演1】
演題:「フル活用!患者も喜ぶ医療現場の電波資源
−心配性の日本人は電波利用でも自縄自縛−」
講師:愛媛大学大学院医学系研究科医療情報学 教授
石原 謙(いしはら けん)氏
【講演2】
演題:「病院における電波利用の状況及び電波環境に関する調査」に関する結果報告について
講師:株式会社三菱総合研究所 社会ICT事業本部 サイバーセキュリティグループ(兼)
先端技術研究センター 主席研究員
澤部 直太(さわべ なおた)氏
5 構成員(予定)
・愛媛大学大学院医学系研究科医療情報学教授
石原 謙(いしはら けん)氏
・愛媛大学大学院医学系研究科医療情報学准教授
木村 映善(きむら えいぜん)氏
・愛媛県医師会長
・愛媛大学医学部附属病院 医療情報部長
・独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター 院長
・愛媛県立中央病院 院長
・日本赤十字社 松山赤十字病院 院長
・松山市民病院 院長
・一般社団法人愛媛県臨床工学技士会 会長
・四国医療技術専門学校 校長
・通信事業者、医療機器ベンダ、病院建設事業者 等
6 スケジュール等
設立会合は、平成29年9月を目途に開催予定です。
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