報道資料
平成25年12月11日
信越総合通信局
可視光通信実験衛星「ぎんれい」に無線局予備免許を付与
信越総合通信局(局長 黒瀬泰平)(長野市)は、本日、国立大学法人信州大学「ぎんれいプロジェクト」(マネージャー 中島厚)による可視光通信実験衛星「ShindaiSat(シンダイサット)※1(愛称 ぎんれい)」(以下「ぎんれい」という。)に搭載するアマチュア無線局及び地上に開設するアマチュア無線局に対し予備免許を付与しました。
「ぎんれい」は、地上に開設する衛星管制局がアマチュア無線用周波数を用いて行う衛星管制をはじめ、同周波数を用いたデータ通信とLEDによる可視光データ通信との組み合わせによるハイブリッド通信実験など各種の実験※2が予定されています。
今後、「ぎんれい」は、来年3月までの間に宇宙航空研究開発機構(JAXA)により種子島宇宙センターから打ち上げられる計画であり、予備免許中のアマチュア無線局については、衛星軌道投入後、総合試験の結果を踏まえて免許する予定です。
信越総合通信局では、「ぎんれい」の打ち上げ成功を期待するとともに、今後とも無線通信技術の向上を支援していきます。
※1及び※2 別紙
「可視光通信実験衛星「ShindaiSat(シンダイサット)(愛称 ぎんれい)」の概要」
を参照
「ぎんれい」運用のために予備免許したアマチュア無線局
局種 |
呼出符号 |
使用周波数帯 |
備考 |
アマチュア無線局 |
JR0ZST |
430MHz帯 |
人工衛星側 |
アマチュア無線局 |
JR0ZSU |
144MHz帯 |
遠隔制御用地上側(常置場所:長野市) |
アマチュア無線局 |
JR0ZSS |
144MHz帯 |
遠隔制御用地上側(常置場所:松本市) |
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