報道資料
平成26年6月10日
信越総合通信局
山間部における超短波放送の難聴解消のための周波数有効利用技術に関する調査検討を開始
信越総合通信局(局長 黒瀬泰平)(長野市)は、「山間部における超短波放送の難聴解消のための周波数有効利用技術に関する調査検討会」を設置し、6月20日(金)に第1回会議を開催します。
ラジオ放送の周波数は、地表波が山岳等を越える際に減衰するため、受信に必要な電界強度が確保できず、良好な受信が困難となるため、山間部や離島等の地理的・地形的な要因による難聴が課題となっているほか、災害時のバックアップ回線の確保など、ラジオ放送のネットワークの強靱化が必要となっています。
また、コミュニティ放送は、平時には地域の生活情報、災害発生時には被災情報、避難情報といった情報を提供しており、市町村合併等により、拡大した地域にも同様の情報を提供することが必要となっており、放送区域の拡大や受信状況の改善に対する期待が大きいものとなっています。
このような状況から、山間部に集落が点在する地域において、超短波放送(FM)放送の放送区域の確保と改善を図るため、放送局の送信所までの番組伝送等を無線で行う技術に関して、調査検討を行うことで、地域の難聴解消とともに放送事業者等の負担軽減を図り、周波数を有効利用するための方策、技術的条件の策定に資することを目的に行うものです。
なお、結果については、年度内に報告書として取りまとめる予定です。
1 開催日時
平成26年6月20日(金) 14時00分〜(2時間程度)
2 開催場所
JA長野県ビル 13階特別会議室2
〒380-0826 長野市大字南長野北石堂町1177番地3
TEL:(026)236-3600
3 議 題
(1)調査検討会の設置について
(2)調査検討会の検討内容等について
(3)その他
4 委 員
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