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報道資料

平成27年9月29日
信越総合通信局

防災訓練で臨時災害放送局用の実験試験局を運用

−長野県総合防災訓練(千曲市)において87.3MHzの電波を発射−
 信越総合通信局(局長 岡崎 毅)(長野市)は、臨時災害放送局用(※)設備を使用した実験試験局による運用訓練を、10月4日(日)の長野県総合防災訓練(千曲市)において実施します。

概要

 10月4日に実施予定の長野県及び千曲市主催の県総合防災訓練において、千曲市戸倉庁舎内に設備を設置し、(株)信州ケーブルテレビジョン(代表取締役社長 田中 勇次)(千曲市)の協力を得て、防災訓練の状況等を同試験局からFM放送電波(87.3MHz)で発信します。(資料1 総合防災訓練イメージ図PDF参照)
 防災訓練実施会場の大西緑地公園(千曲市)や千曲市戸倉庁舎、避難場所である戸倉体育館の周辺地域では、市民の皆様が所持されているFMラジオやカーラジオで防災訓練の状況を聴くことが可能です。
 訓練では、避難訓練等への参加住民の方や高齢者・目の不自由な方に携帯ラジオを配布し受信状況などのアンケートを実施する予定です。

(※) 臨時災害放送局は、非常災害が発生した時に被災自治体が免許人となって地域住民に安全、安心に関する情報を提供する臨時の放送局です。同放送局の免許は「臨機の措置」により各総合通信局に電話で申請することが可能です。(後日、書面による申請が必要)(資料2 臨時災害放送局イメージ図PDF参照) 
信越総合通信局では、昨年8月に臨時災害放送局用FM送信設備を導入し、災害時等において周辺自治体への貸し出しを行っています。

 
【臨時災害放送局用実験試験局設備の概要】
所有者 総務省 信越総合通信局
発射可能な周波数の範囲 76.1MHz〜89.9MHz
電波の型式 200K F3E、F8E
空中線電力 10W〜100W
設備の形態 可搬型(2分割で運搬)

(参考資料)


連絡先
情報通信部 放送課
電話 026-234-9938

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