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報道資料

平成28年4月19日
信越総合通信局

新潟大学の教育学部学生に対して、情報モラル教育
(ICTメディアリテラシー育成)に資する講義を実施します

 信越総合通信局(局長 岡崎 毅)(長野市)は、国立大学法人新潟大学教育学部(学部長 鈴木 賢治)、安心ネットづくり促進協議会(会長 新美 育文 明治大学法学部教授)、信越情報通信懇談会(会長 不破 泰 信州大学総合情報センター長・教授)との協力により、将来の教職員候補である新潟大学教育学部の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)に資するための講義を実施します。
 なお、教育学部の多数の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)の実践者(企業担当者)が直接講義を行う取組は全国的に見ても珍しいものとなります。

1 目的

 インターネットへの接続手段として、スマートフォンを含む携帯電話等は日常生活やビジネスに欠かせない大変便利なコミュニケーションツールです。しかし、その恩恵は多い反面、依存症、いじめ、詐欺、性被害などのトラブルも多発しています。また、子どもたちが容易に携帯電話等によりインターネットに触れる環境が整ってきていることから、子どもたちはもとより、保護者、教職員をはじめ、子どもたちを保護・教育・指導する立場にある全ての方々に対してもインターネットの安心・安全利用に関する啓発の重要性が指摘されています。
 本件は、将来、教育関係の職場に従事する可能性が高い教育学部在籍学生向けに、外部講師によるリスクコントロール(クライシス)マネジメントに関するプログラムを提供することで、今後の情報モラル教育(ICTメディアリテラシー)の推進者育成の一助となることを目的としています。

2 実施日時

 平成28年5月16日(月)  8時30分〜10時
 平成28年5月17日(火)  8時30分〜10時
                10時15分〜11時45分

3 実施場所

 新潟大学教育学部(新潟市西区五十嵐2の町8050)

4 講義の内容

 新潟大学教育学部1年生向けの講義である「情報教育論(担当:佐藤 亮一 教授,下保 敏和 准教授)」において、安心ネットづくり促進協議会の会員企業に所属する社員が講師となり、全国の学校等を巡回している講師自身の知識や経験を活かしながら、児童・生徒に対する情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)実施のための実践的な指導法や「考え方」をゲストティーチャーとして教授するものです。
 なお、「情報教育論」は、1年生の履修者(450名程度)が3クラスに別れて受講するもので、本件は各学生が開催日程のうち、いずれか1回必ず受講します。

5 講師派遣協力企業(五十音順)

  グリー株式会社
  LINE株式会社

6 その他

 本講義は新潟大学教育学部内における本講義の受講者及び本講義の受講を希望する者に対して開講するものであるため、外部一般の方の聴講等は出来ません。
 ※報道対応は可能ですので、各授業日の3日前(日曜日を除く。)までにご連絡願います。

(参考)
 安心ネットづくり促進協議会について
  利用者、産業界、教育関係者、有識者などが一丸となって、インターネットの利用環境を整え、青少年のより良いネット利用を推進する組織として、2009年2月に設立された非営利団体。全国各地で安心・安全なインターネット利用についての啓発活動や最新のインターネットの利用状況を踏まえた課題に対する調査研究活動を行っている。文部科学省の「子供のための情報モラル育成プロジェクト」への協力等、関係諸団体とのキャンペーン活動にも積極的に関与している。

連絡先
情報通信部 電気通信事業課
電話 026-234-9936

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