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報道資料

平成28年5月24日
信越総合通信局

信州大学の教育学部学生に対して、情報モラル教育
(ICTメディアリテラシー育成)に資する講義を実施します

 信越総合通信局(局長 岡崎 毅)(長野市)は、国立大学法人信州大学教育学部(学部長 永松 裕希)、一般財団法人マルチメディア振興センター(理事長 坪内 和人)、安心ネットづくり促進協議会(会長 新美 育文 明治大学法学部教授)、信越情報通信懇談会(会長 不破 泰 信州大学総合情報センター長・教授)との協力により、将来の教職員候補である信州大学教育学部の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシー)に資するための講義を実施します。
 なお、教育学部の学生に対して、情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)の実践者が直接講義を行う取組は全国的に見ても珍しいものとなります。

1 目的

 インターネットへの接続手段として、スマートフォンを含む携帯電話は日常生活やビジネスに欠かせない大変便利なコミュニケーションツールです。しかし、その恩恵は多い反面、スマホ依存、ネットいじめ、ネット詐欺、性被害などのトラブルも多発していま す。また、子どもたちが容易に携帯電話やインターネットに触れる環境が整ってきていることから、子どもたちはもとより、保護者、教職員をはじめ、子どもたちを保護・教育・指導する立場にある全ての方々に対してもインターネットの安心・安全利用に関する啓発の重要性が指摘されています。
 本件は、将来、教育関係の職場に従事する可能性が高い教育学部在籍学生向けに、外部講師によるリスクコントロール(クライシス)マネジメントに関するプログラムを提供することで、今後の情報モラル教育(ICTメディアリテラシー)の推進者育成の一助となることを目的としています。

2 実施日時

 平成28年6月10日(金)  9時〜10時30分
 平成28年11月7日(月)  13時〜14時30分

3 実施場所

 信州大学教育学部(長野県長野市西長野6の口)

4 講義の内容

 信州大学教育学部2年生向けの講義である「中等教育内容・方法論(担当:東原 義訓 教授,谷塚 光典 准教授,森下 孟 助教)」において、一般財団法人マルチメディア振興センターが実施しているインターネットリテラシー・モラル教育の出張講座「e−ネットキャラバン」として全国の学校を巡回している専任講師等が、自身の知識や経験を活かし、中学・高校生に対する情報モラル教育(ICTメディアリテラシーの育成)実施のための実践的な指導法や「考え方」をゲストティーチャーとして教授するものです。
 なお、「中等教育内容・方法論」は、2年生全員(280名余)が2クラスに別れて受講するもので、本件は各学生が開催日程のうち、いずれか1回必ず受講します。

5 その他

 本講義は本講義の受講者及び受講を希望する者に対して開講するものであるため、一般の方の聴講等は出来ません。
 ※報道対応は可能ですので、各授業日の3日前(日曜日を除く。)までにご連絡願います。


(参考)
 e−ネットキャラバンについて
 こども達がインターネットを安心・安全に利用していけるように、こども、保護者や教職員に向けて実施するe-ネット安心講座によるガイダンスです。一般財団法人マルチメディア振興センターが主体となり、総務省、文部科学省、さらには、情報通信分野などのボランティア講師派遣企業や団体のご支援・ご協力のもと、全国規模で講師を派遣する出張講座を行っています。講演内容は、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺などの実態やその対策方法等です。

連絡先
情報通信部 電気通信事業課
電話 026-234-9936

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