報道資料
平成28年9月29日
長野県総合防災訓練において災害対策用通信機器やICTユニットを展示
〜災害時に地方自治体等へ貸出し〜
信越総合通信局(局長 清水 智之)(長野市)は、10月2日(日)に、佐久市において実施される長野県総合防災訓練に参加し、災害時に地方自治体等に対して貸し出すために保有している災害対策用移動通信機器等の展示を行います。
また、当日は、NTT未来ねっと研究所の協力を得て、アタッシュケース型ICTユニットの展示も行います。
1 災害対策用移動通信機器等の展示
信越総合通信局が保有する災害対策用移動通信機器を展示するとともに、使用方法について説明します。また、臨時災害放送局用機器や災害対策用移動電源車に関するパネル展示も行います。
機器等の名称 |
概要 |
災害対策用移動通信機器
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災害時に自治体等が使用するための衛星携帯電話、簡易無線機、MCA無線機。 |
臨時災害放送局用機器
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災害時に自治体が住民に対して情報を提供するための放送用設備。平成28年熊本地震では、熊本県御船町に、信越総合通信局の保有する機器を貸し出したところ。 |
災害対策用移動電源車
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災害時に通信・放送設備等の電源供給が途絶した場合に使用する電源供給用の車両。 |
2 アタッシュケース型ICTユニットの展示
アタッシュケース型ICTユニットは、総務省が、 東日本大震災の教訓を踏まえて実施した研究開発プロジェクトを経て開発された災害対策用機器で、災害時に被災地へ搬入して迅速に通信ネットワークを応急復旧させることが可能な通信設備(
別紙4参照
)です。平成28年熊本地震の際には、このICTユニットが熊本県宇土市に貸し出され、活躍しました。
今回は、本ICTユニットを展示するとともに、使用方法等について説明します。
<参考>
平成28年度長野県総合防災訓練
1. 日時:平成28年10月2日(日) 午前8時〜午後1時
2. 場所:佐久市一帯
主会場:佐久市臼田総合運動公園
サブ会場:佐久平駅周辺、市民交流広場、佐久医療センター等
※信越総合通信局の展示は、サブ会場(市民交流広場)で実施
3. 主催:長野県、佐久市
4. 参加者:団体数129団体 約3千名
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