報道資料
平成29年3月30日
信越総合通信局
平成29年度信越総合通信局重点施策を策定
― ICTで支える 信越の豊かな未来 ―
信越総合通信局(局長 清水 智之)(長野市)は、平成29年度に重点的に取り組む施策を以下のとおり策定しました。
当局は、平成29年度において「ICTで支える 信越の豊かな未来」をスローガンに掲げ、信越地域におけるICTの基盤整備及び利活用を促進し、地域住民の安心で安全な暮らしの実現と地域の活性化に取り組んでいきます。
<重点施策>
1 ICTによる地域の活性化
信越地域の自治体や民間企業、大学、関係団体等と協力して、地域IoT実装を進めるなど、ICTの利活用によって地域が抱える様々な課題の解決や活性化に取り組みます。
(1) 地域IoT実装の推進 (4) デジタルコンテンツの振興
(2) ふるさとテレワークの普及 (5) オープンデータの利活用
(3) 放送コンテンツの海外展開
2 地域のICT基盤整備
信越地域の成長と発展を支えるICT基盤の整備を一層促進するため、自治体が進めるWi-Fi環境整備に対する支援や地元から整備要望が出されている山岳観光地や新幹線トンネル等における携帯電話の不感対策などに取り組みます。
(1) Wi-Fi環境の整備 (4) 超高速ブロードバンド環境の整備
(2) 携帯電話等エリア整備事業の推進 (5) 4K・8Kに対応したケーブルテレビ光化の促進
(3) 新幹線トンネルにおける携帯電話不感対策
3 ICTによる地域の強靭化
災害時において地域住民の生命・財産を守るために必要な情報の提供を迅速かつ正確に行うため、放送ネットワークの強靱化や防災行政無線のデジタル化等に取り組みます。
(1) 放送ネットワークの強靭化 (5) 被災害自治体等に対する支援
(2) Lアラートの充実 (6) 非常時における重要な通信の確保のための体制支援
(3) 防災行政無線のデジタル化 (7) 安心・安全な海上無線システムの普及
(4) 臨時災害放送局の開設支援
4 ICTによるイノベーションの創出
信越地域の大学や民間企業等が進めるICT分野の研究開発の支援や信越地域の産業発展及び活性化につながるICTベンチャーの育成等によるイノベーションの創出に取り組みます。
(1) ICT分野の研究開発支援 (4) プログラミング教育の普及
(2) ICTベンチャーの支援 (5) 新たな電波利用の促進
(3) 多言語音声翻訳システムの普及
5 安心で安全なネット利用の推進
インターネットを安心かつ安全に利用できるようにするため、青少年のインターネット・リテラシーの向上を図るほか、自治体等におけるサイバーセキュリティ対策の向上等にも取り組みます。
(1) インターネット・リテラシーの向上 (3) サイバーセキュリティ対策の向上
(2) 消費者トラブルに対する支援
6 良好な電波利用環境の確保
様々な分野において電波の利用が拡大している状況を踏まえ、良好な電波の利用環境の確保に努めるとともに、電波の安全性や正しい知識の普及に取り組みます。
(1) 重要無線通信妨害への迅速な対応 (4) 医療機関等における電波利用の推進
(2) 不法・違法無線局対策 (5) 新スプリアス規格への移行対策
(3) 外国規格無線機器の流通・使用防止
【参考資料(別紙)】
平成29年度信越総合通信局重点施策
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