報道資料
平成29年7月12日
信越総合通信局
トンネル内で携帯電話が利用可能に
〜臼田トンネルに電波遮へい対策事業の補助金交付決定〜
総務省は、公益社団法人移動通信基盤整備協会から申請のあった電波遮へい対策事業に対し、本日(平成29年7月12日)、補助金の交付を決定しました。
これにより現在開通に向けて準備が進められている中部横断自動車道の臼田トンネル(佐久市〜佐久穂町)内において携帯電話が利用できるようになります。
本事業は、中部横断自動車道の臼田トンネル内において携帯電話が利用できるようにするために、佐久穂インターチェンジ側のトンネル抗口付近に中継施設を整備する事業であり、当該整備費用の一部について補助金が交付されます。
本施設の整備により、トンネル内での携帯電話の利用が可能となり利便性の向上が図られることとなります。
○事業概要
施設名 |
トンネル長
(m) |
総事業費
(千円) |
補助金額
(千円) |
サービス提供予定事業者 |
サービス提供
予定時期 |
臼田トンネル
(中部横断自動車道) |
800 |
23,000 |
11,500 |
・株式会社NTTドコモ
・KDDI株式会社
・ソフトバンク株式会社 |
平成30年3月 |
参考
〇無線システム普及支援事業(電波遮へい対策事業)の概要
道路トンネル、鉄道トンネル及び医療施設の電波が遮へいされる場所において、移動通信用中継施設の整備を行う一般社団法人等に対して、国がその設置費用の一部を補助します。
1 事業主体:一般社団法人等
2 対象地域:道路トンネル、鉄道トンネル、医療施設
3 補助対象:移動通信用中継施設(鉄塔、局舎、アンテナ、光ケーブル等)
4 補助率:道路トンネルの場合 1/2 、鉄道トンネル及び医療施設の場合 1/3
〇電波遮へい対策(道路トンネル対策)のイメージ
注:無線局Aと無線局Bとの間の電波が遮へいされるため、無線局Cを設置することにより代替する伝送路を開設。
ページトップへ戻る