報道資料
平成29年12月19日
信越総合通信局
信越放送株式会社のFM補完中継局に予備免許
〜長野県内の中波ラジオ放送の受信状況が改善〜
信越総合通信局(局長 清水 智之)は、本日、信越放送株式会社(代表取締役社長 渡辺 雅義)から免許申請のあったFM補完中継局(※)3局(SBC長野FM、SBC高ボッチFM及びSBC飯田FM)に対して予備免許を付与しました。
本中継局は、信越放送株式会社の中波(AM)ラジオ放送の地形的な影響による難聴区域の解消を図ることを目的として開設するものです。
【予備免許したFM補完中継局の概要】
放送局の名称 |
SBC長野FM |
SBC高ボッチFM |
SBC飯田FM |
放送区域 |
別紙のとおり |
放送区域内世帯数 |
約19万3千世帯 |
約27万8千世帯 |
約6万世帯 |
送信所設置場所 |
長野県松本市 |
長野県塩尻市 |
長野県飯田市 |
周波数及び
空中線電力 |
92.2MHz
1kW |
94.2MHz
100W |
94.2MHz
100W |
放送開始予定 |
平成30年3月 |
平成30年6月 |
※ FM補完中継局とは、中波(AM)放送局の放送区域において災害対策、都市雑音による都市型難聴、地理的・地形的難聴等のために超短波(FM)放送用の周波数を用いて中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。
FM補完中継局は、従来のFM放送帯域(76〜90MHz)又は地上アナログテレビジョン放送の跡地であるV−Low帯域の一部(90〜95MHz)の周波数を使用するものであり、災害対策又は難聴対策(都市型難聴対策、地理的・地形的難聴対策等)を目的とするものの開設が認められています。
信越管内のFM補完中継局は、株式会社新潟放送が新潟県内の1局(BSN新潟FM、平成27年11月1日放送開始)、日本放送協会が長野県内の2局(NHK木祖楢川R1、NHK南木曽R1、平成28年11月28日放送開始)を開設しています。
・別紙
放送区域図
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