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報道資料

平成30年3月29日
信越総合通信局

平成30年度信越総合通信局重点施策を策定
〜ICTで 生み 守り 育む 信越の未来〜

 信越総合通信局(局長 清水 智之)は、平成30年度に重点的に取り組む施策を以下のとおり策定しました。
 信越総合通信局は、平成30年度において「ICTで 生み 守り 育む 信越の未来」をスローガンに掲げ、信越地域においてICTの利活用促進及び基盤整備、安心で安全な暮らしの実現、人づくり・ものづくりによる地域の活性化に取り組んでいきます。

1 地域の魅力を発信し人を呼び込む
 信越地域の自治体や民間企業、大学、関係団体等と協力して、地域IoT実装や放送コンテンツの海外展開を進めるなど、ICTの利活用によって信越地域の魅力を発信し地域を活性化します。
【施策項目】
(1)地域IoT実装の推進
(2)ふるさとテレワークの普及
(3)放送コンテンツの海外展開
(4)オープンデータの利活用
(5)新幹線トンネルにおける携帯電話不感対策

2 自然災害からいのちを守る
 災害時に必要な情報伝達手段として、自治体が進めるWi-Fi環境整備や被災自治体への災害対策用移動通信機器の迅速な貸出、臨時災害用放送機器の開設支援などを行い、信越地域の防災・減災を支援します。
【施策項目】
(1)Wi-Fi環境の整備
(2)放送ネットワークの強靭化
(3)被災自治体等に対する支援
(4)臨時災害放送局の開設支援
(5)防災行政無線のデジタル化
(6)非常時における重要な通信の確保のための体制支援
(7)安心・安全な海上無線システムの普及

3 最高水準のICT環境を整備する
 信越地域の成長と発展を支えるICT基盤を一層促進するため、4K・8K放送の送受信環境を整備するケーブルテレビ事業者が行う光ケーブル化等の支援や5Gの利活用に向けて周知啓発等を行います。併せて、違法・不法無線局等の排除に務め良好な電波利用環境を確保します。
【施策項目】
(1)4K・8K放送に対応したCATV光化等の促進
(2)5G(第5世代移動通信システム)の推進
(3)超高速ブロードバンド環境の整備
(4)新幹線トンネルにおける携帯電話不感対策
(5)携帯電話等の不感エリアの解消
(6)不法・違法無線局や無線通信妨害の排除
(7)技術基準に適合しない無線機器の流通・使用防止
(8)医療機関等における電波利用の推進

4 未来を担う人や技術を育てる
 安心で安全なネット利用環境の整備に向けて、サイバー防御演習の開催や青少年の情報モラル教育を実施するほか、信越地域の大学や民間企業等が進めるICT分野の研究開発を支援します。
【施策項目】
(1)サイバーセキュリティ対策向上
(2)インターネットリテラシーの向上
(3)電気通信利用環境の向上
(4)IoTを支える人材育成
(5)ICT分野の研究開発の促進
(6)デジタルコンテンツの奨励
(7)ICTベンチャーの支援
(8)新たな電波利用の促進

【参考】
平成30年度信越総合通信局重点施策(別紙PDF

連絡先
総務部 総括調整官
電話 026-234-9961

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