報道資料
令和元年12月26日
信越総合通信局
訪日外国人に向けた電波利用の周知・啓発活動
〜外国規格無線機の使用に関して注意喚起〜
信越総合通信局(局長 坂中 靖志)では、重要無線通信に妨害を与える可能性がある、日本国内で使用できない外国規格無線機の使用を未然に防止するため、訪日外国人観光客に向けた周知・啓発活動を行います。
1 背景
近年、FRS、GMRS(注)等の外国規格無線機器による重要無線通信妨害が問題となっています。また、当局の電波監視でも、信越管内のスキー場周辺において、当該機器によると思われる複数の外国語による通信が捕捉されており、訪日外国人観光客に向けた周知・啓発活動による注意喚起が重要となっています。
2 周知・啓発活動の内容
(1)バス時刻表への広告掲載
アルピコ交通株式会社(本社:松本市)発行の「アルピコ交通 白馬線 英語版 冬 の時刻表」に、無線局の免許を得ず外国規格無線機の使用ができない旨の広告(英語及び中国語)を掲載し、周知・啓発活動を行います。【
参考1
】
(2)ポスターの掲出
スキー場所在地の市町村、観光協会、宿泊施設、スキー場関連施設等53カ所に、無線局の免許を得ず外国規格無線機の使用ができない旨の広告(英語、中国語及び韓国語)に関するポスターを掲出し、注意喚起します。【
参考2
】
(注)FRS(Family Radio Service)及びGMRS(General Mobile Radio Service)
米国の規格に基づき製造された、専ら米国内での使用目的で販売される無線機(トランシーバー)。日本国内で使用すると、放送局の無線や消防無線、防災行政無線などの重要な無線に妨害を与えるおそれがあり、電波法違法となります。
ページトップへ戻る