報道資料
令和2年8月27日
信越総合通信局
5.6GHz帯無線LANを上空で利用するための調査検討を開始
〜上空からの情報収集を容易に実現するために〜
信越総合通信局(局長 杉野 勲)は、「無線LANにおける5.6GHz帯周波数の上空利用に関する調査検討会」を設置することとし、次のとおり第1回調査検討会を開催します。
信越地域は、中山間地域である一方で広域な平野部が広がる地域でもあり、このような地形では、広範囲な情報を収集するために、上空の高点から鳥瞰的な情報収集が有効であり、その手法は、平時のみならず災害発生時や復旧時においても有効であると考えられます。
その方策として、小型無人航空機(ドローン)が多く利用されており、安定した無線伝送のために5.7GHz帯無人移動体画像伝送システムが制度化されていますが、その利用には、無線局免許の取得や無線従事者の確保などあらかじめの準備が必要となります。
本調査検討会では、簡便に情報収集が可能となるよう、無線局免許不要で簡易な運用が可能な5.6GHz帯無線LANの上空での利用可能性について検討を行い、信越地域における上空からの情報収集への利活用に寄与していくこととします。
1 第1回調査検討会について
(1)開催日時
令和2年8月28日(金)13時30分から(約2時間程度)
(2)開催場所
JA長野県ビル 13階 特別会議室I
(長野県長野市南長野北石堂町1177-3)
(3)議 題
ア 調査検討の内容及びスケジュール
イ 5.6GHz帯無線LANの動向について
ウ 机上検討、屋内試験及び屋外実証試験の方法
エ その他
(4)構成員
学識経験者、無線機器製造事業者、ドローン運航関係者等
2 今後のスケジュールについて
令和2年 9月から10月 机上検討
10月から11月 屋内試験
11月から 1月 屋外実証実験(うち12月に公開試験)
令和3年 3月 調査検討会の最終会合を開催し、調査検討結果を取りまとめる。
【参考資料】
別紙1:
調査検討会開催趣旨
別紙2:
調査検討の概要
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