報道資料
令和3年3月10日
東北総合通信局
「非常通信セミナー」を開催
− 東日本大震災から10年 あの日の情報通信 −
東北総合通信局(局長:田尻 信行)は、関係機関との共催により、東日本大震災における情報通信関係の経験と教訓の伝承を図る「非常通信セミナー」をオンラインで開催します。
10年前のあの日、未曾有の大災害に直面し、災害情報を伝えようと、被災地で通信を確保しようと、多くの情報通信関係者の懸命な奮闘がありました。本セミナーは、当時、情報伝達や通信確保を懸命に務められた方からその経験と教訓を広く伝承することにより、災害時の情報伝達の重要性を多くの方に理解いただき、今後の災害時に役立てていただくことを目的として開催します。
1.開催日時
本日から3月31日(水)まで (オンデマンド配信)
2.プログラム
- 【講演1】発災直後の災害情報伝達(放送分野)
- 題名:災害から命を守る情報とは〜NHKの3.11初動報道の当事者分析から〜
- 講師:日本放送協会静岡放送局 放送部副部長(アナウンサー)
人と防災未来センター リサーチフェロー 横尾泰輔 氏
- 概要:発災直後にNHK緊急災害報道を担当し、避難を呼び掛けた経験と、災害時にどのように情報を伝えれば命を守る行動をとってもらえるのか、震災後に調査研究した内容等を紹介いただきます。
- 【講演2】非常通信の実施(自営無線分野)
- 題名:大震災と漁業無線局の対応そして役割について
- 講師:釜石無線漁業協同組合
釜石漁業用海岸局長 東谷傳 氏
- 概要:津波に襲われ通信が途絶した釜石において、漁業無線による情報リレーにより安否情報等を県庁に伝達した経験などを紹介いただきます。
- 【講演3】被災地における通信確保(携帯電話分野)
- 題名:使命の真実
- 講師:ソフトバンク株式会社
CSR本部地域CSR1部参与 鈴木利昭 氏
東北ネットワーク技術部長 杉浦要次朗 氏
- 概要:当時の通信確保に向けた奮闘とその教訓から新たに取り組んでいるソフトバンクの災害対応について紹介いただきます。
3.主催
東北総合通信局、東北地方非常通信協議会、東北情報通信懇談会、東北電気通信協力会
4.参加費
5.参加方法
セミナー視聴を希望される方は、こちらからお申し込みください。
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