報道資料
平成26年3月5日
東北総合通信局
平成26年度ICT分野の競争的資金に係る研究開発課題の公募
並びに公募説明会の開催について
総務省では、情報通信技術分野の競争的資金※1である「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE※2)」において、平成26年度から新規に実施する研究開発課題を以下のとおり公募します。
また、公募にあたり、東北総合通信局(局長:奥 英之)は、3月12日(水)に制度概要及び公募要領等について説明会を開催します。
1 制度の目的
SCOPEは、我が国の復興、再生はもとより、持続的な成長と社会の発展、安全で豊かな国民生活の実現等に積極的な役割を果たし、我が国の科学技術イノベーションの力を高めることを目的としています。 なお、「先進的通信アプリケーション開発推進事業」は、平成26年度から、SCOPEの「先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発」として公募します。
- ※1 競争的資金制度:広く研究開発課題を募り、専門家を含む複数の者による評価に基づいて、提案された課題の中から実施すべき課題を採択し、当該課題を実施する研究者に研究費を配分する制度。
- ※2 Strategic Information and Communications R&D Promotion Programme
2 公募期間
平成26年3月14日(金)から同年4月14日(月)17:00 まで
(郵送の場合は、同日付必着)
3 公募を行うプログラム
次のプログラムについて、提案を公募します。
公募の概要及び評価の主なポイントは、
別紙1
のとおりです。
戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE) |
採択予定件数 |
1 |
(1)ICTイノベーション創出型研究開発 |
20件程度 |
(2)若手ICT研究者等育成型研究開発 |
20件程度 |
(3)電波有効利用促進型研究開発(追加) |
|
ア 先進的電波有効利用型 |
15件程度 |
イ 若手ワイヤレス研究者等育成型 |
5件程度 |
(4)地域ICT振興型研究開発 |
20件程度 |
2 |
先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発
(平成26年度からSCOPEとして実施。) |
|
(1)タイプI |
1件程度 |
(2)タイプII |
5件程度 |
4 平成26年度の主な変更点
- (1) 若手ICT研究者等育成型研究開発及び若手ワイヤレス研究者等育成型(電波有効利用促進型研究開発)
- ○ 若手研究者の要件の見直し
- 社会環境の変化を考慮し、また、競争的資金での調和を図るため、若手ICT研究者等育成型研究開発及び若手ワイヤレス研究者等育成型(電波有効利用促進型研究開発)において、若手研究者の年齢制限を原則39歳以下に緩和します。併せて、採択回数の制限を導入し、実績のある若手研究者が他のプログラムへチャレンジするよう誘導します。
- (2) 地域ICT振興型研究開発
- ○ 多段階選抜方式の適用の拡大
- プレイヤーの裾野を広げ、若手研究者や中小企業の斬新な技術を発掘することを目的に、平成24年度から順次導入している多段階選抜方式を、平成26年度新規公募から地域ICT振興型研究開発に導入します。
- ○ 科学技術重要施策アクションプランへの対応
- 他府省の施策との連携により、総合科学技術会議が定める「平成26年度アクションプラン」において、「地域の特色に応じた研究開発・実用化の促進」の対象施策としてSCOPEが特定されたことを受け、関連他府省で共同選定する「地域イノベーション戦略推進地域」が策定する戦略を考慮する等、地域ICT振興型研究開発における評価基準の見直しを行います。
- (3) 各プログラム共通
- ○ 成果展開に向けた取り組みの充実
- 研究開発と成果展開に向けた取り組みを一体的に進めるため、研究開発成果を基に新事業に取り組むこと等を目的として、起業や知財、マーケティング等の専門家によるアドバイス等を求めることを可能とします。
※ 先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発(タイプIIのフェーズI)は、本取り組みを平成25年度から実施しています。
5 応募方法
- (1)応募に先立って、府省共通研究開発管理システム(以下「e-Rad」という。)への事前登録を行ってください。
- ※ 事前登録では、「研究機関の登録」及び「研究者の登録」が必要です。登録手続きに2週間以上要する場合がありますので、余裕を持って登録手続きを行ってください。
- ※ e-Radについては、http://www.e-rad.go.jp/をご覧下さい。
-
- (2) 応募は、「e-Radによる電子申請」を行うとともに、「提案書」の提出が必要です。
-
- ア SCOPE(先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発を除く)の提案書提出先研究代表者が所属する機関の所在する都道府県を管轄する総合通信局等となり、東北管内(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県及び福島県)の場合は以下のとおりです。
「東北総合通信局 情報通信部 情報通信連携推進課」
〒980-8795 仙台市青葉区本町3−2−23 仙台第2合同庁舎
電話:022-221-9578 / E-mail:shien-toh_@_ml.soumu.go.jp
-
- イ 先進的通信アプリケーション開発推進型研究開発の提案書提出先は、以下のとおりです。
「総務省情報通信国際戦略局通信規格課」
〒100-8926 東京都千代田区霞が関2−1−2
電話:03-5253-5771 / E-mail: networkapps_@_soumu.go.jp
-
- ※迷惑メール対策をしております。送信の際は上記アドレスの_@_を@に置き換えて送信してください。
-
- (3) 各提案に当たっては、以下のホームページに掲載する研究開発課題の提案要領、提案書作成要領をご覧ください。
6 公募説明会開催日時・場所等
- 日時:平成26年 3月12日(水) 13:30〜
-
- 場所:東北総合通信局 12階会議室
(仙台市青葉区本町3−2−23 仙台第2合同庁舎)
-
- 次第:演題1 新世代通信網テストベッド(JGN-X)の利活用について
説明者 独立行政法人情報通信研究機構
テストベッド研究開発推進センター
専門調査員 菅井 敏晴 氏
演題2 SCOPE制度説明及び公募事務について
説明者 東北総合通信局情報通信部
情報通信連携推進課 若生 充
-
- 申込方法:Eメール又はFAXにて、3月11日(火)17時までにお申し込みください。
- (1) Eメールでの申し込みは、件名を「SCOPE 公募説明会」とし、
本文に、団体名、お名前、電話番号、Eメールアドレス、住所、参加人数を
記入し event-tohoku_@_soumu.go.jp 宛て送信してください。
- ※迷惑メール対策をしております。送信の際は上記アドレスの_@_を@に置き換えて送信してください。
- (2) FAXでの申し込みは、別紙2
の参加申込書によりお申し込みください。
- ※ 申込み時にお知らせ頂いた個人情報は、目的外で利用することはありません。また、使用後、速やかに破棄いたします。
7 その他留意事項
本研究開発課題の公募は、平成26年度予算成立後、速やかに研究開発を開始できるようにするため、成立前に実施するものです。したがって、予算成立状況に応じて内容に変更があり得ることをあらかじめご了承ください。
ページトップへ戻る