報道資料
平成25年2月21日
ホワイトスペースを活用した高齢者福祉用データ伝送無線システムの公開試験を実施
試作無線機により見守り情報等を伝送
東北総合通信局(局長:富永 昌彦)は、平成25年2月28日(木)、宮城県仙台市において、ホワイトスペースを活用した高齢者福祉用データ伝送無線システムの公開試験を行います。
公開試験では、平成23〜24年度に高齢者福祉用データ伝送無線設備の技術的条件に関する調査検討会(座長:東北工業大学教授 工藤 栄亮)が調査・検 討した結果を踏まえ、実際にホワイトスペースを活用した高齢者福祉用データ伝送無線システムを試作し、通信試験を行うことにより、同システムの通信品質等 必要な技術的条件及び他の無線局との共用条件を検証します。
また、福祉施設と在宅高齢者間において通話及びバイタルデータ、見守り情報等を伝送し、高齢者福祉サービスとしての有効性を確認します。
1.日時
平成25年2月28日(木) 13:30〜15:00
2.場所
社会福祉法人 東北福祉会 せんだんの杜
特別養護老人ホーム リベラ荘
(宮城県仙台市青葉区国見ケ丘7丁目141番地9)
3.公開試験プログラム
(1) 試験システム及び試験の概要説明
(2) システムの機能及び動作確認
ア 通信品質
電波の強度、伝送速度
イ アプリケーション
通話、バイタルデータ(血圧、脈拍等)、見守り情報等
(3) 共用条件の確認
試験用エリアワンセグ放送に与える影響及び受ける影響
≪参考≫
ホワイトスペースとは、放送用などの目的に割り当てられているが、地理的条件 や技術的条件によって、他の目的にも利用可能な周波数です。
ページトップへ戻る